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「こっちに来て抱いて」最終回あらすじ チャン・ギヨンとチン・ギジュが危機乗り越えハッピーエンド

「こっちに来て抱いて」31・32話(最終回) 

▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

  • 「こっちに来て抱いて」最終回あらすじ  チャン・ギヨンとチン・ギジュが危機乗り越えハッピーエンド
『こっちに来て抱いて』でチャン・ギヨンとチン・ギジュがホ・ジュノの悪行を阻止し、12年ぶりに楽園のような日常を取り戻した。ホ・ジュノと彼の信奉者は法による審判を受け、絶対悪であった彼は刑務所の独房で悲惨な毎日を送った。悪は徹底的に自滅し、過去の傷が原因で生涯苦しむばかりだと思われた被害者は最終的に笑うことができるようになったのだ。

ホ・ジュノ、チャン・ギヨン チン・ギジュ、ユン・ジョンフン、キム・ギョンナム、ソ・ジョンヨンなど隙のない名品俳優の熱演と、しっかりとした脚本、感覚的な演出まで三拍子をそろえて好評を得た『こっちに来て抱いて』は最後まで楽しさと感動を与えて、心温まる結末を描いた。

去る19日に韓国で放送されたMBC水木ミニシリーズ『こっちに来て抱いて』(脚本イ・アラム / 演出チェ・ジュンベ)で「絶対悪」だったサイコパス連鎖殺人犯ユン・ヒジェ(ホ・ジュノ)をはじめ、ヨム・ジホン(ホン・スンボム)、チョン・ユラ(ペ・ヘソン)は逮捕され、寂しい最期を迎え、チェ・ドジン(チャン・ギヨン方、幼い頃の名前はユン・ナム)とハン・ジェイ(ジン・ギジュ、幼い頃の名前はキル・ナグォン)はお互いの助けにより救われた。20日、視聴率調査会社ニールセンコリアによると前日放送された『こっちに来て抱いて』31・32話は首都圏基準5.6%、6.5%へと視聴率が上昇し、最後まで地上波同時間帯1位を維持し、有終の美をおさめた。

『こっちに来て抱いて』は希代のサイコパスを父親に持つ警察のドンジンとトップスターになった被害者の娘ジェイ、お互いが初恋の2人の男女が世間の偏見を避け生きていたときに再会し、お互いの痛みと傷を抱きしめる感性ロマンスだ。

先立ってヒジェは自分の分身であると考えていたドンジンを揺さぶり、自分と同じような狂気を抱かせるためにジェイを拉致していた。ドンジンはジェイを救うために決戦の場所に向かった。

ヒジェはジェイの生死を尋ねるドンジンに「殺した」と彼を挑発した。ドンジンは過去に自分を引きとめたジェイの声を思い出しながらヒジェの挑発に乗らず、「あなたが本当にナグォンを殺したら、自分の目で直接見るように仕向けただろう。私があなたのように狂う姿を目の前で見るために」とし「だからナグォンは確実に生きている」と確信した。

ヒジェはそんなドンジンに「人々は恐怖を感じたら、その恐怖を感じさせた人を尊敬する」という誤った信念を伝えた。そんなヒジェにドンジンは「あの日の夜に私に既に負けて、何とか私を支配したいのに、私がどんどん離れていくから、それがあなたにとっての恐怖となった」とし「もっともらしい言葉であなたを飾ってみても、最終的には世界からはじき出されたゴミだ」と厳しい忠告を与えた。

ドンジンの言葉にヒジェはハンマーを振り回したが、簡単にやられるドンジンではなかった。ヒジェとドンジンが取っ組みあいをしている時刻、ジェイはドンジンの確信のように生きていた。縛られているジェイに向かってユラは「あなたとチェ・ドジンは過ちに対する罰を受けるだろう」と話し、これにジェイは「罰はユン・ヒジェとあなたが受けるべきだ。ユン・ヒジェとあなたは同じ怪物」と反論した。

ユラは注射でジェイを制圧しようとした。機会を狙っていたジェイはユラが、しばらく油断した隙に注射を奪って彼女の足に刺した。薬が効いたのかユラは反撃できないまま倒れ、ジェイはすぐに警察に通報した後、ドンジンのもとへ駆けつけた。

ジェイはユン・ヒジェの前で危機に陥ったドンジンをかばった後、12年前と逆に「警察を呼んだ、今回は10分もかからない」とにらみつけた。結局、現場に現れた警察に包囲された。しかし、素直につかまるようなヒジェではなかった。彼はカン・ナムギル(ミン・ソンウク)が手錠をはめようとすると、すぐに銃を奪って彼を人質に取った後、最後まで抵抗した。ドンジンは冷静にヒジェの足を狙って銃を撃った。そうしてヒジェは逮捕された。

怪物が消えた場所には平和が訪れた。ジェイはトップ女優に戻り、ドンジンはヒジェを救った功労を認められ、特進した。ヒョンムは自分が犯した罪を心から反省し、法の裁きを受けた。それでもヒョンムには最後まで彼のそばにいる家族チェ・オクヒ(ソ・ジョンヨン)とチェ・ソジン(チェ・リ)友人のキル・ムウォン(ユン・ジョンフン)がいた。

一方、反省をしないユン・ヒジェの末路は悲惨だった。長男のヒョンムに徹底的に無視されただけでなく、裁判の過程でジホンとユラの皮肉と嘲笑を全身で受けた。自滅した悪の最後はとてもみすぼらしかった。

お互いに大きな木(ナム)と楽園(ナグォン)になってあげたドジンとジェイの愛はさらに深まった。 12年前の殺人犯の息子と被害者の娘として消すことの出来ない傷を受けたドンジンとジェイだったが、お互いになぐさめながら「運命」で結ばれたもの。

過去の自分たちに「こっちに来て。抱きしめてあげる」と話し、暖かく抱擁した2人は明るい笑顔と一緒にハッピーエンドを迎えた。

俳優たちの熱演と美しい映像美、完成度の高いシナリオで愛された『こっちに来て抱いて』は悪は徹底的に滅び、一生懸命に生きてきた人物たちは笑顔になるという完璧なハッピーエンドでお茶の間に暖かさを伝えた。また、登場だけでも雰囲気を圧倒し鳥肌を立たせるカリスマを見せたホ・ジュノを筆頭に、チャン・ギヨンとチン・ギジュ、ユン・ジョンフン、キム・ギョンナム、ソ・ジョンヨンなど俳優たちの完璧な演技は息を呑むような緊張感で視聴者たちをドラマに引き込んだ。

『こっちに来て抱いて』は夏の夜の暑さを冷ましてくれるスリラーと切ないラブストーリー、胸の温まる感動まで、すべてを備えて、「ロマンチックスリラー」の魅力を知らせるとともに、作品が良ければいくらでも視聴者の選択を受けることができていることを証明した。
  • 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-07-20 07:57:56




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