トップ > エンタメ > TV・映画 > 「三十ですが十七です」11・12話 ヤン・セジョン、シン・ヘソンの顔を優しく包んで涙を拭いてあげる

「三十ですが十七です」11・12話 ヤン・セジョン、シン・ヘソンの顔を優しく包んで涙を拭いてあげる

「三十ですが十七です」11・12話 

▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

  • 「三十ですが十七です」11・12話 ヤン・セジョン、シン・ヘソンの顔を優しく包んで涙を拭いてあげる
『三十ですが十七です』でヤン・セジョンが初恋の人のシン・ヘソンに運命的に導かれた。特に、悲しんで泣いているシン・ヘソンの涙を拭いてあげるヤン・セジョンの温かい手を差し伸べる切ないエンディングシーンは視聴者の胸を熱くさせた。

去る7日に放送されたSBS月火ドラマ『三十ですが十七です』は全国、首都圏の視聴率すべてで独自の最高値を更新した。視聴率調査会社ニールセンコリアによると、『三十ですが十七です』(12話基準)は全国視聴率9.1%、首都圏視聴率11.0%を記録した。

これは全国視聴率の最高値を0.1%ポイント、首都圏視聴率の最高値から0.9%ポイント上昇した数値で安定した視聴率の上昇の中で、月火ドラマ1位の座を確固たるものにした。JTBC『ライフ』は20~49歳での視聴率で3.2%、首都圏5.2%にとどまった。

この日に放送された『三十ですが十七です』11~12話ではコン・ウジン(ヤン・セジョン)が死んだ初恋の少女と重なって見えるウ・ソリ(シン・ヘソン)によりトラウマが蘇り、彼女を避けようとしたが失敗する姿が描かれた。

ウ・ソリのせいでトラウマが蘇ったコン・ウジンは、やっと開き始めた心の扉を閉じてウ・ソリを避けようとした。自分の会社にまで出入りするようになったウ・ソリと会わないように努力したのに続いて、彼女がプレゼントしたラバーカップまで隠してしまった。特に、この時、コン・ウジンは陸橋の下で死んだ初恋の少女とウ・ソリが重なって見えてパニックに陥り体がふらつき、1人で部屋にうずくまって涙ぐんだ。

以後、再び遮断男に戻ったコン・ウジンと、それを知るはずのないウ・ソリの間にはぎこちない空気だけが漂っていた。故障したイヤホンをなぜはめて歩くのと言うウ・ソリの問いにコン・ウジンは「理由をいちいち説明しなれけばいけないほど親しい関係ではないでしょう。これからずっと会うわけでもないし。お互いによく知らなければならない間柄ではないと思うけど」と冷たい口調で関わるのを避けようとした。もどかしさに耐えかねたウ・ソリは「率直に言うと私とおじさんは親しいと思ってるんです。しっかり恩返しするつもりだからずっと会うつもりでいるんですよ?本当にずーっと長く会う間柄になるんだから!」とコン・ウジンに向かって気持ちをぶつけた。続いて、これも無視して行ってしまうコン・ウジンの車に向かって、「すごく親しいのに!」と絶叫した。

しかし、コン・ウジンにとって自分の心の中にすでに入ってきたウ・ソリを遮断することは容易ではなかった。カメラに偶然写ったウ・ソリの写真を消去できず、松脂で手を怪我したウ・ソリのことがずっと気になっていた。特に、コン・ウジンはリン・キム(ワン・ジウォン)のバイオリン演奏を聴いて涙を流す彼女から目を離すことができなかった。

結局、夜中に1人悲しみながら涙を流すウ・ソリがタマネギを触った手で涙を拭こうとするとコン・ウジンは彼女の腕を握ってしまった。続いてコン・ウジンはウ・ソリの顔を優しく包んで涙を拭いてあげた。

何よりもこの時に流れた「最も恐れて怖かった瞬間も、最も安らかで幸せだった瞬間もその人と一緒にいた時間だった」というコン・ウジンのナレーションはトラウマを乗り超えてウ・ソリへの思いの変化と今後の進展を予測させた。

一方、ユチャン(アン・ヒョソプ)もウ・ソリへの心を悟った様子だった。ユチャンは「まさか俺が30歳の大人を…」と否定したが、夜明け早くに出勤するウ・ソリを自転車に乗せてあげたり、酒に酔って遅く帰宅するウ・ソリが心配になって、彼女の後を付いて行って見守るなど本能的に動き始めた。続いて、手を怪我したウ・ソリを見て急いで薬を求め雨の中、道をさまよいながら帰ってきたユチャンは、「ひよこ、君とおばさんとは違う」と言い自分の心を認める姿で切なさとときめきを同時に誘発した。毎週月、火曜日の夜10時に放送。
  • 毎日経済 スタートゥディ イ・ダギョム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-08-08 08:52:52




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア