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女心を鷲掴み!花の王世子をピックアップ…ディオ&パク・ボゴム&キム・スヒョン


  • 女心を鷲掴み!花の王世子をピックアップ…ディオ&パク・ボゴム&キム・スヒョン
西洋に白馬に乗った王子様がいるのなら、韓国には花のお駕籠(カゴ)に乗った王世子がいる。

歴史的事実に基づいた本格的な時代劇とは異なり、ロマンスに重点を置くフュージョン時代劇はより若い層の視聴者たちから愛を受けてきた。出演した俳優たちも若い層の関心を集め、フュージョン時代劇は若手俳優のスター登竜門としての役割を果たしてきた。

その中でも、王世子のロマンスは『太陽を抱いた月』『屋根部屋のプリンス』『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』『雲が描いた月明かり』など、様々な作品の中で扱われ、ロマンスドラマの定番となっている。

威厳のある態度と低い声、鋭い目つきで女心をときめかせた数多くの王世子たち。駕籠に乗って登場して視聴者を自らの底なしの魅力へと引きずり込んだ王世子キャラクターをピックアップしてみる。

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『100日の郎君様』ディオ、冷徹だったのに純粋なバカに? 空前絶後「ギャップの魅力」王世子

もう一人の致命的な魅力を持つ王世子が誕生する兆しだ。10日に初放送されたケーブルチャンネルtvNの月火ドラマ『100日の郎君様』の中でディオが演じているイ・ユルがその主人公だ。

初回で表れたイ・ユルの魅力は、冷徹さだった。父のクーデターにより王世子という高い位置に上がったが、その過程で最愛の母と初恋の相手を失ったイ・ユルは宮廷という空間に敵意を持っている。

不幸により始まった宮廷だからか幸せを感じる余裕もなく、幸せそうな人々が理解できない。飛ぶ鳥を見て笑う侍女に「宮廷内のすべての鳥を殺せ」と命令するほどに冷たい姿を見せる。

しかし、記憶喪失により文武に長けたイ・ユルではなく、何もできない役立たずのウォンドゥクに変身する予定だ。これにより、冷たい魅力ではなく、純粋な魅力を披露する。すべての人に見下されるほどに役立たずのウォンドゥクはかつてないスタイルの王世子キャラクターを完成するものと予想される。

冷たさと純粋さのギャップが激しくても不自然に感じられない完璧な演技を披露するディオもまた、この作品を通して主演俳優の地位を確固たるものにすることができるのではと注目されている。

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『雲が描いた月明かり』パク・ボゴム、ビジュアルがすでに王子様

2011年の映画『ブラインド』でデビューしたパク・ボゴムもいつの間にかソン・ヘギョと肩を並べるほどのスターになった。『応答せよ1988』(2015)のチェ・テクで本格的なライジングスターになったパク・ボゴムは『雲が描いた月明かり』で韓流スターに生まれ変わった。

『雲が描いた月明かり』でパク・ボゴムは多彩な魅力を披露した。『応答せよ1988』のチェ・テクが純粋なイメージだったとしたら、『雲が描いた月明かり』の中イ・ヨンは冷たかったり、とぼけたり、スイートだったりなど、多彩な魅力で重武装したキャラクターだった。

序盤、ホン・ラオン(キム・ユジョン)を内侍にするために内官の服を着て試験場に潜入するなど、ホン・ラオンにいたずらをするいじわるな魅力は、既存のパク・ボゴムからは見ることができなかった新しい姿でもあった。

ここで終わらず、ホン・ラオンの危機に白馬に乗った王子様のように登場する場面は、視聴者のときめきを刺激するのに十分だった。

何よりもパク・ボゴムの王世子が愛された理由は、ストーリーが進むにつれて、光を放つビジュアルにあった。顔を見るだけでも笑顔を誘うルックスは『雲が描いた月明かり』の中の王世子の魅力を存分に輝かせる役割を果たした。

パク・ボゴムは演技力、ビジュアル、ロマンスという三拍子をそろえて、花のお駕籠に乗ってきた王世子キャラクターを完成させた。

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◆『太陽を抱いた月』ヨ・ジングからキム・スヒョンへと続く切ないロマンス

視聴率42.2%、それこそ「シンドローム」だった。『太陽を抱いた月』の中の王、イ・フォンは初恋を失った悲しみを抱いた凄然なキャラクターだった。

『太陽を抱いた月』の序盤、視聴者をひきつけたのはキム・スヒョンの子役ヨ・ジングの演技だった。ヨ・ジングは子役でも成人に劣らない声と目つき、演技力で初恋のいきいきとしたときめきを披露した。これと共に初恋を失った後、見せてくれた切ない表情演技は、数多くのお姉さんたちの心を揺さぶってヨ・ジングのお姉さんファンを大量生産した。

ヨ・ジングからバトンを受け継いだキム・スヒョンもヨ・ジングに劣らない切なさと恋しさを完璧に表現して、ドラマの感情を引きついだ。子供の頃に失った初恋を大人になっても忘れずに恋しがるイ・フォンの切ないロマンスはキム・スヒョンの凄然な目つきを介して完成した。

『太陽を抱いた月』の中のイ・フォンは「忘れてほしいと言ったか、忘れることを望んだか。悪かったな。忘れようとしたが、そなたを忘れることができなかった」という名台詞を残し、『太陽を抱いた月』によりキム・スヒョンは完全なるスターとして輝くことになった。
  • シックニュース アン・イェラン記者 / 写真=ドラマ画面キャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-09-11 16:51:00




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