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「ライフ」最終回 イ・ドンウクとチョ・スンウ、もっとも現実的な解決…品格ある結末

「ライフ」16話(最終回) 

▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

  • 「ライフ」最終回 イ・ドンウクとチョ・スンウ、もっとも現実的な解決…品格ある結末
『ライフ』が最後の放送で重いメッセージを伝えて深い余韻を残した。

11日、韓国で放送されたJTBC月火特別企画ドラマ『ライフ』(演出ホン・ジョンチャン、イム・ヒョンウク、脚本イ・スヨン、制作シグナルエンターテイメントグループ、AMスタジオ)最終回の視聴率は全国基準5.6%、首都圏基準6.8%(ニールセンコリア、有料世帯基準)を記録、自己最高視聴率を更新して幕を閉じた。

この日の放送では、サングク大学病院の医療スタッフがファジョングループに対抗して営利化を防いだ。身動きの取れない状態にもどかしい思いだったイェ・ジヌ(イ・ドンウク)は、ク・スンヒョ(チョ・スンウ)に切迫した質問を投げかけた。

ク・スンヒョは「社長の魂は誰のものですか?それさえ財閥会長が握っていますか?」というイェ・ジヌの問いを無視した。しかし、ファジョングループのチョ・ナムヒョン会長(チョン・ムンソン)のもとを訪れたク・スンヒョは民営化の計画を取りやめるように説得を始めた。これを不満に思ったチョ・ナムヒョンは、ク・スンヒョを総括社長から職位解除した。ク・スンヒョの解雇はサングク大学病院と医療スタッフの生命線をもファジョンが握っているという一種の警告だった。抑えられない波紋の中でカン・ギョンアチーム長(ヨム・ヘラン)は、ファジョンと環境部長官の関係をイ・ノウル(ウォン・ジナ)に伝えた。「チョ会長を抑えることのできる人に持って行きましょう」というイェ・ジヌの意見に基づいて、オ・セファ(ムン・ソリ)とチュ・ギョンムン(ユ・ジェミョン)は環境部長官を訪ねてチョ・ナムヒョンが病院の管理から手を外すようにしてほしいと要請した。危機に追い込まれたチョ・ナムヒョンはサングク大学病院に駆けつけた。チョ・ナムヒョンとの交渉はク・スンヒョにかかっていた。ク・スンヒョはチョ・ナムヒョンにソンタンの敷地に国有地から追い出された人々の生活の基盤を設けたという名分と国有地と環境部長官の親との関係を持ち札として提示した。続いて、病院をばらばらにしないでほしいという条件を掲げた。

民営化計画をストップしたチョ・ナムヒョンの「サングク大病院? 10年、いや5年後を覚悟しろ」という言葉は予言であり、確信だった。サングク大学病院での最後の日、医療スタッフの前に再び立ったク・スンヒョは「(病院が)どれほど耐えることができるのか?基本が変質するのをどのように阻止するのか?それは皆さんの手にかかっています。今では。私は私が一瞬でも所属していたサングク大学病院を見守るつもりです」と呼びかけた。ク・スンヒョが去ってもファジョンの優位性は相変わらずだった。後任総括社長にチョ会長の弟であり医師であるチョ・ナムジョン(イ・ジュニョク)が就任した。ファジョンに絶えず対抗しなければならない宿題が医療スタッフに残った。しかし、ク・スンヒョという強力な抗原が過ぎ去った場所には、病院に残って信念を守ることにしたイェ・ジヌなど、より強力になった抗体が存在して病院を守った。

『ライフ』は最後まで立体的な葛藤で緊張感を与えた。それぞれの位置でサングク大学病院の最前線を守る医療スタッフの決定的な数とク・スンヒョの交渉力は辛うじて民営化の風を防いだ。

最後までファジョンの支配から脱することはできなかったが、独立財団という代案をめぐって再び対立する医療スタッフの姿も現実的だった。完璧でもなく、絶対的な力も持っていない人々が現実的な方法で成し遂げた現実的な結果は、次元の異なる医療ドラマの火ぶたを切った『ライフ』らしい品格ある結末だった。

医療が直面した問題を劇中に忠実に表現して結末まで鋭い視線で現実を喚起した。重要な本質を守るために何をするべきなのかを問う『ライフ』のピリオドは濃い余韻と深い響きを残した。
  • 毎日経済 スタートゥデイ チン・ヒャンヒ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-09-12 08:20:35




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