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「時間」最終回あらずじ ソヒョン、全ての真実を世に知らしめる…痛快のエンディング

「時間」31・32話(最終回) 

▶ この記事にはドラマ本編の内容の一部が含まれています。

  • 「時間」最終回あらずじ ソヒョン、全ての真実を世に知らしめる…痛快のエンディング
水曜日と木曜日、お茶の間を手に汗を握る緊張感に染めた『時間』が幕を下ろした。

去る20日の午後に放送されたMBC水木ドラマ『時間』の最終回では、ソル・ジヒョン(ソヒョン)が「あの日」に関連するすべての事件の真相を世に知らしめた後、真実を隠蔽しようとしていたシン・ミンソク(キム・ジュンハン)、ウン・チェア(ファン・スンオン)をはじめチョン会長(チェ・ジョンファン)、カン室長(ホ・ジョンド)、ナム部長(チェ・ドクムン)まで、すべてが罪に裁かれ痛快のエンディングを届けた。

劇中、ジヒョンはSNSライブ放送を通じて世の中の人々に妹の死の「真実」を明らかにするために耐えなければいけなかったつらい時間と既得権をもっている人々の悪行を世に知らせ、自分の言葉に耳を傾けてくてほしいと訴えていた状況。ジヒョンの話にチェアは自分の過ちを反省してジヒョンに心から謝罪したが、チョン会長は自分の罪を認めなかった。

以降、チェア、チョン会長、ナム部長など、事件を隠蔽しようとしていた彼らの裁判が行われ、チョン会長とナム部長が法の網をかいくぐろうとした瞬間、逃走していたミンソクが100億ウォンが入っている通帳と一緒に登場し、事件と関連するすべてを告白した。

チェアはソル・ジウンを殺した過失致死と拘置所で火事を起こしたことを認め、カン室長がいなくなれば事件を完全に隠蔽できると考えて死亡したと信じるように計画したと自白した。以後、カン室長は刑事によって検挙され、裁判官はチョン会長、ナム部長、カン室長、ミンソクにそれぞれ懲役10年、5年、無期懲役、懲役15年を、チェアには懲役3年、執行猶予5年を宣告した。 1年後、ジヒョンはすべての真実が明らかになった後、押し寄せる空しさに打ち勝つために奉仕活動をして幸せを探す時間を過ごした。そして、ジヒョンは新居で自分に手紙を残したチョン・スホに返信を書いた。ジヒョンがふとスホのことを思い出すと言って懐かしむ気持ちを伝えて、「短い時間だったけど、永遠に忘れません。あなたが私に残したすべての時間を」とし「星になるまで、私は毎日、希望の中で生きます。私の人生で最も幸せな時間を過ごしながら」という最後の言葉を投げかけた。

同時に穏やかな笑顔を浮かべたジヒョンの顔がエンディングシーンで映り感動を届けた。これに関連し、3か月という時間の間、水曜日と木曜日のお茶の間を楽しませた『時間』が残したものは何だったのか整理してみた。

◎しっかりとした構成のストーリーと繊細な演出力の完璧なコラボ!

チェ・ホチョル作家&チャン・ジュンホ監督の出会い!

毎作品を通じて楽しさと感動はもちろん余韻が残るメッセージまで残し、執筆力を認められたチェ・ホチョル作家と作品の中ですべての人物の変化する感情を繊細に表わすチャン・ジュンホ監督が出会い、視聴者が自然にドラマに集中してしまう作品を生み出した。1つの事件で関わりあう4人の男女の運命、そして毎回、変化する人物の感情、真実を「追う者」と「隠蔽しようとする者」の騙し騙される心理戦まで盛り込んで目が離せない展開を見せた。

◎ドラマの没入度を導いた主演俳優たちの熱演!

キム・ジョンヒョン、ソヒョン、キム・ジュンハン、ファン・スンオン

キム・ジョンヒョンとソヒョン、キム・ジュンハン、ファンスンオンなどドラマの中の新鮮な主演俳優たちの演技力は『時間』を率いる原動力の1つだった。キム・ジョンヒョンは余命宣告に続き、殺人の濡れ衣を着せられる財閥2世のチョン・スホ役で「ツンデレの魅力」と繊細な感情の演技を披露し、ソヒョンは一瞬にして家族を失った悲しみの後、真実を明らかにするために奮闘するソル・ジヒョンを完璧に演じた。キム・ジュンハンは野心のために、すべての真実を隠蔽しながらも高度な心理戦でドラマの緊張感を高めたシン・ミンソク役に、ファン・スンオンは悪事と善行を行き来するの動きでドラマを意外な展開に導き、『時間』の完成度を高めた。

◎貫禄名優たちの猛活躍!

チェ・ジョンファン、キム・ジョンテ、チョン・スギョン、キム・ヒジョン、チェ・ドクムン、ソ・ヒョヌ

新鮮な主演俳優たちの演技力の後ろには、キャリアのある名優たちの心強い後押しがあった。チョン会長のカリスマ演技をリアルに演じ、言葉が必要ない俳優のチェ・ジョンファン、表と裏が違う財閥家のチャン夫人をシンクロ率200%で描いたチョン・スギョン、軽い言動と野次馬根性が強いナム部長として活躍したチェ・ドクムン、その浅ましさでスホと対立し、怒りを誘発したチョン・スチョル役のソ・ヒョヌは最終回までドラマの緊張感をかもし出した。また、強烈な悪役の演技を披露したキム・ジョンテ、思慮分別はないが娘の死の前では誰よりも勇敢な母親になったキム・ヒジョンは輝く特別出演で劇の序盤を飾った。

◎すべてに有限な「時間」という、その重みのあるメッセージ

ドラマ『時間』は、誰にでも与えられた有限な時間と決定的な瞬間、異なる選択をした4人の男女が過ぎ去った時間の中で関わりあう話を描いて「時間」への格別な意味を見せた。死を前に、残りのすべての時間をただジヒョンのために捧げたスホ、妹の死の後、「あの日」の真実を明らかにするために絶望の中でも奮闘したジヒョン、野心のために選んだ、罪の時間に閉じ込められてしまったミンソク、序盤の失敗を隠そうと大きな悪行を犯したチェアなど、各人物は異なる選択で、異なる結論を見せた。『時間』は一瞬の誤ちで、取り返しのつかない結果をもたらした主人公たちの姿を通じて視聴者たちに、自分たちの過去の時間を振り返って、来るべき時間を考えようというメッセージを残した。

制作陣は「大変な撮影にも俳優、スタッフみんなが視聴方々の応援に元気づけられながら撮影した」とし「ドラマ『時間』が視聴者の方々に過ぎ去っていくすべての時間を大切にできるドラマとして覚えていてほしい」と伝えた。
  • 毎経済ドットコム MKスポーツ シン・ヨンギョン記者
  • 入力 2018-09-21 07:25:31




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