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「バッドパパ」最終回あらすじ チャン・ヒョク、娘を救い死亡…良い父親として幕を閉じる

「バッドパパ」31・32話 最終回 

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  • 「バッドパパ」最終回あらすじ チャン・ヒョク、娘を救い死亡…良い父親として幕を閉じる
『バッドパパ』でチャン・ヒョクが娘シン・ウンスを救い「良いお父さん」になったが死を迎えた。

去る27日に放送されたMBC月火ドラマ『バッドパパ』では筋無力症を患う娘ユ・ヨンソン(シン・ウンス)を救うために自分の肝臓を移植するユ・ジチョル(チャン・ヒョク)の姿が描かれた。

この日、ユ・ジチョルはイ・ミヌ(ハ・ジュン)との最後の戦いに乗り出した。ユ・ジチョルのプロモーターのチュ・グクソン(チョン・マンシク)はキム・ヨンデ(イ・ダウィ)に試合前、ユ・ジチョルに新薬を飲ませろと言い、「できなければ、ユ・ジチョルの家族が危険にさらされる。その次はユ・ジチョル、最後にはお前を殺す」と脅迫した。しかし、チュ・グクソンは死んだ弟の恨みを晴らそうとしていたキム・ピルドゥ(イ・ジュニョク)により殺された。キム・ピルドゥはチュ・グクソンを殺害した後、ユ・ジチョルに電話をかけ、「お宅のプロポーターは今日、試合を見に行けない。楽に戦え」と言った。ユ・ジチョルとイ・ミヌは最善を尽くして試合を繰り広げ、イ・ミヌがチャンピオンベルトを手にして2人の戦いは終わった。病室でテレビを通じて父のユ・ジチョルの試合を見守っていたユ・ヨンソンは呼吸困難を起こすなど、再び病状が急激に悪化した。試合が終わって、病室に来たユ・ジチョルにユ・ヨンソンは「お父さん、わたし全部見たよ。最初から最後まで。すごかった。お疲れ様」と言った。

ユ・ジチョルは肝臓移植手術に入る前にキム・ヨンデに「ヨンソンをお願いする」と言い、妻チェ・ソンジュ(ソン・ヨウン)には、「すぐに戻ってくる。ヨンソンが回復したら家族旅行に行こう。どこに行くか考えておいてくれ」と約束した。

これにチェ・ソンジュは「あなたなら来ないなら行かないわ。必ず一緒に行きましょう」と言い、ユ・ジチョルは「良い親は子供と共に過ごす時間が多い親だと言う。俺はそんな親になれなかった。とても悪いお父さんだ。だから、ヨンソンに必ず時間をあげなければいけない。お前は良い母親になってくれ」とし「毎日、申し訳ないとしか言えなくて申し訳ない」と2人への愛情を表わした。

手術は成功しユ・ヨンソンは回復したが、ユ・ジチョルは死亡して家族旅行を共にすることはできなかった。

『バッドパパ』は良い父、いい家長になるため短時間の間だけ怪力を手に入れることができる新薬という近道を使ってボクシングでお金を稼ぐ悪い人間になった家長の話を描いた。最初から良いお父さんとして生きてきたユ・ジチョルは自分自身を犠牲にし、娘のユ・ヨンソンを救い、最後まで子供を思う愛に満ちた良いパパになった。

『バッドパパ』は視聴率製造機と呼ばれるチャン・ヒョクが野心を持って選んだ作品で放送前、「月火ドラマのダークホース」として注目された。

しかし、「チャン・ヒョク効果」という言葉とは裏腹に視聴率は平均2%台(ニールセンコリア全国基準)にとどまった。

ドラマには薬を飲むと怪力を手に入れることができる「新薬」というファンタジー的な部分と不法賭博場で行われるボクシングの試合、目的のためなら他人の立場や命など考えない悪役の躍動感あふれる演技などヒットする要素は多かった。しかし、チャン・ヒョクに要求された陳腐な「家長としての責任」や子供のためにすべてを犠牲にする親の愛などがドラマの主要ストーリーになり、家族ドラマでもヒーローが登場するドラマでもない曖昧な内容で人々の視線を集めることに失敗した。

一方、『バッドパパ』の後続は12月3日からシン・ハギュン、イ・ソル主演の『悪い刑事』が放送される。
  • 毎日経済 スタートゥディ キム・ソヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-11-28 07:23:43




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