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エンタメ > K-POP > 東方神起「Truth」MV、流麗ながらも強靭なパフォーマンス
東方神起が年輪の感じられるグルーヴィながらも余裕のある振り付けで円熟の境地を見せ付けた。15年目の実力が発揮された瞬間だ。
昨年12月26日にデビュー15周年を迎えた東方神起(SMエンターテイメント所属)がスペシャルアルバム『New Chapter#2: The Truth of Love』を発表した。
タイトル曲『Truth』はジャズベースのR&Bポップジャンルの曲で、グルーヴィーなジャズのリズムと調和したメンバーたちの成熟したボーカルが際立っており、さらに歌詞には別れの痛みを乗り越えて再び「ただひとつの本当の愛」を探しに出る内容が表現された。
特に『Truth』のミュージックビデオはユンホとチャンミンの感情演技とパフォーマンスが組み合わされているが、別れた男性の心情をそのまま感じることができるよう構成が組まれている。
■ 東方神起はパフォーマンス
東方神起はパフォーマンスグループとして定評のあるグループだ。『Truth』のミュージックビデオも2人の群舞が印象的なシーンで構成されている。
『Truth』のミュージックビデオの中で東方神起の振り付けは強烈さよりも別れた後の感情を伝えるため、グルーヴィーなパフォーマンスが際立つようになっている。
特にリズミカルながらもキレのある振り付けが印象的だが、ユンホとチャンミンの完璧な呼吸が引き立つ左右対称パフォーマンス、ダンスバトルを連想させる2人のメンバーのソロパフォーマンスなど、様々な構成が含まれている。
■ 水は恋しさ
ミュージックビデオには水が登場するシーンが多い。雨が降ったり、自動車や部屋の中に水がいっぱい入っているのを確認できる。
このシーンは別れた後の孤独、悲しい感情を視覚的に表したものだと思われる。
暗く荒涼とした路上の背景と、グルーヴィーな独舞や感情表現など複合的な要素が加わりほろ苦い雰囲気を描き出した。
■ 感想
『Truth』のミュージックビデオは東方神起の別れの後の感情がよく現われている振り付けで成り立っており、苦い雰囲気を膨らませている。何よりも東方神起の成熟した男性の香りが感じられる歌と調和する振り付けで構成されており、歌詞のストーリーへの没入感を高めた。