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ナ・ヨンソクとチョン・ユミの不倫デマを流した作家が検挙…広まった経路明らかに


  • ナ・ヨンソクとチョン・ユミの不倫デマを流した作家が検挙…広まった経路明らかに
ナ・ヨンソクPD(43)と女優チョン・ユミ(36)の不倫のデマを最初に作成して流布した放送作家などが検挙され、最近、頻繁に起きている芸能界と関連したデマの作成と拡散ルートの実態が明らかになった。放送関係者から始まったナ・ヨンソクPDとチョン・ユミ関連のデマはモバイルメッセンジャーを通じて急速に拡散され、瞬く間に広まった。

12日、ソウル地方警察庁サイバー捜査隊によると情報通信網法上の名誉毀損の疑いで「ナ・ヨンソクとチョン・ユミ不倫説」を初めて作成した放送作家A(30)など3人と、これをブログやインターネットカフェに投稿した看護師(26)など6人を立件した。警察は関連記事に誹謗中傷のコメントを書き込んだ無職(39)を侮辱容疑で立件した。

彼らは昨年10月14日から15日にかけて、虚偽の不倫のデマを作成して拡散させ、ナ・ヨンソクPDとチョン・ユミの名誉を毀損したり侮辱した疑いを受けている。

警察がデマの流布経路を追跡した結果、不倫説と関連したデマには二つのバージョンが存在することが明らかになった。

1次バージョンの最初の作成者は出版社に勤務するフリーランスの作家A(29)とIT企業の会社員(32)だ。作家Aは昨年10月15日、放送作家たちから聞いたうわさを知人に会話形式で作成して送信した。複数の段階を経て不倫の噂の内容を受けとった会社員は再加工して会社の同僚に送信したことが分かった。このデマは約50段階を経て記者たちが集まっているカカオトークのオープンチャットルームに流れ、急速に広がった。

また、他のバージョンのデマは放送作家Bが作成した。作家Bは14日、他の放送作家から聞いた噂をカカオトークのメッセージで作成して仲間の作家に送信した。これも70の段階を経てオープンチャットルームを介して広がっていった。

警察は名誉毀損と侮辱罪で立件された被疑者10人のうち9人を起訴意見で検察に送致する予定だ。ただし、被害者の弁護人が中間拡散者の告訴を取り下げたことにより、会社員1人は不起訴意見となった。

最初の作成者であるフリーランスの作家Aと、2番目のバージョンの作成者である放送作家Bが確認されていない噂をもとに作成した不倫デマは、それぞれ50の段階と70の段階を経て広まり、全国民が知っていると言っても過言ではないほどにまで広がった。存在しない噂も広めようと思えば、いくらでももっともらしく作って「事実のように」広めることができることが明らかになった。

tvNのバラエティ番組『ユン食堂』で呼吸を合わせたナ・ヨンソクPDとチョン・ユミの不倫のデマは昨年10月17日にSNSを通じてあっという間に広がった。

当時、チョン・ユミの所属事務所マネジメントSOOPは「最近、各種オンラインやSNSなどを通じて流布している所属俳優チョン・ユミと関連したデマは全く事実ではないことを明らかにする」とし「俗称チラシ(デマ)を作成または公開して広めるすべての行為は法的処罰の対象であり、今回のことについてはいかなる協議や善処もない」と強硬対応を予告した。

ナ・ヨンソクPDも「私と関連した根拠のない噂の内容はすべて嘘」と否定した。ナ・ヨンソクPDは「最初に広めた人物と誹謗中傷を行うネットユーザーには法的責任を問う予定」とし「私個人の名誉と家族のことがかかっているだけに、善処はないことを明らかにする」と強調した。

チョン・ユミ所属事務所側は摘発されたデモを広めた人物たちへの強硬対応の方針を改めて強調した。12日、チョン・ユミの所属事務所の関係者は毎日経済スタートゥデイに「今後も合意や善処はないだろう」としながら強硬な対応を予告した。

デマを作成、拡散した人物が捕まり、噂が根拠のないデマだと明らかになったのは幸いだった。それにもかかわらず、ナ・ヨンソクPDとチョン・ユミはもちろん、家族などが受けた被害は「名誉毀損」の処罰だけでは補償されない。「噂」「デマ」への警鐘がさらに響き渡るべき理由だ。
  • 毎日経済 スタートゥデイ ヤン・ソヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-02-12 13:55:18




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