故ハン・ジソン氏、哀悼と疑惑が止むことなく


  • 写真|ハン・ジソンSNS


故・俳優ハン・ジソン氏の夫が事故当日「酒を飲んだ」と陳述したことで、高速道路死亡事故と関連して「飲酒」疑惑が加わった。ハン・ジソン氏の夫は妻の飲酒は分からないと言ったと伝えられた。

ハン・ジソン氏の事故は当初「20代の女性が高速道路で事故に遭った」として知られたが、8日にはその女性が俳優ハン・ジソン氏であることが確認されて衝撃をもたらした。 9日午後現在、「ハン・ジソン事故」はやるせない中で、追悼と謎に対する推測が混在する状況だ。

ハン・ジソン氏は去る6日未明、京畿道金浦市の仁川空港高速道路で第2車線に自分のベンツを停めて下りたところ、タクシーやSUVに相次いではねられて死亡した。助手席に乗っていた夫は警察に「私は尿意をもよおして車を停めるなり、近くの花壇で用を足して戻ってみると事故が起こっていた」とし、「第2車線に車を停めた理由は分からない」と述べた。

故人に対する追悼となぜ高速道路の第2車線に車を停めたのに対する疑問が提起されたうえに、9日のYTNが事故当時に現場を通りかかった車両の運転者から情報提供を受け、ブラックボックスの映像を公開して疑惑が加わった。

映像には高速道路の真ん中の第2車線に一台の乗用車が、非常灯をつけたままで停まっている。車の後ろにはハン・ジソン氏のように見える人物が腰をかかめたままで居て、別の一人はすばやくガードレールを越える姿が映っていた。用を足した後に知ったという夫の陳述とは異なり、疑問を残す。ハン・ジソン氏が嘔吐していたのではないかという疑惑も提起されたが、警察は事故現場に嘔吐の痕跡はなかったと説明した。

このような中で、ノーカットニュースによるとハン・ジソン氏の夫が警察の調査で事故当日は酒を飲んだと述べたことから、警察はハン・ジソン氏の飲酒も調査している。ハン氏の夫は妻が酒を飲んだところを見ていないという趣旨で申述したと伝えられた。

警察はハン・ジソン氏をはねて死亡させた疑い(交通事故処理特例法上致死)で、タクシー運転手と乗用車のドライバーを書類送検して調査中だ。また、故人の遺体を国立科学捜査研究院に解剖を依頼して、正確な死因と事故のどの時点で息を引き取ったのかを調査している。正確な解剖の結果は2週間後ぐらいで出る見通しだ。先だって国立科学捜査院はハン・ジソン死亡に対する第1次口頭所見として、「全身で多発性損傷が見られる」と警察に伝えた。


疑問が残る事故で花盛りの年齢にこの世を去ったハン・ジソン氏に対する追悼も続いている。

昨年5月に放映を終了したSBSドラマ『ハッピー・シスターズ』にハン・ジソン氏とともに出演した俳優のイ・シガン氏はこの日、自分のインスタグラムに「常に明るく熱心な俳優でした。とても悲しくてつらい。信じられません」と故人を哀悼した。

故ハン・ジソン氏とともに映画『ワンパンチ』に出演したチェ・ギュリ氏も、自分のインスタグラムに「すべてが夢であることを。オンニ、安らかに眠ってください。ありがとう。愛してますハン俳優」と嘆いた。

故ハン・ジソン氏のインスタグラムの最後のスレッドにも、ネチズンたちからの追悼が続いている。ハン・ジソン氏は先月24日、友人と会った姿を最後に公開した。

ネチズンたちは「謹んで故人の冥福を祈ります」「きれいで期待される俳優だった…残念ですね。冥福を祈ります」「空ではぜひとも安らかに」「享年28歳とは早すぎる、切ないですね」などと故人を追悼した。


故ハン・ジソン氏は2010年に女性4人組のグループ「B.Dolls」でデビューした。その後は俳優に転向して、ドラマ『最後から2番目の愛』『ハッピー・シスターズ』、映画『ワンパンチ』などに出演して広く知られるようになった。ハン・ジソン氏は去る3月に結婚した後、2ヶ月めで事故に遭ったことから切なさが募る。

故人の霊安所はソウルのある病院の葬儀場に用意されて、10日に出棺が行われる。
  • 毎日経済スタートゥデイ_チャ・ユンジュ研修記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-05-09 14:23:00