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ハン・ジソン事故への疑問提起…「運転者が不明確」

交通事故専門のハン・ムンチョル弁護士 

交通事故専門のハン・ムンチョル弁護士が俳優の故ハン・ジソン交通事故に対する疑問を提起した。

ハン・ムンチョル弁護士は9日、YouTubeチャンネル「ハン・ムンチョルTV」を通じて最近発生した故ハン・ジソン高速道路事故を分析した。ハン弁護士は、事故現場を映したブラックボックスの映像を分析し、いくつかの疑問を提起した。

故ハン・ジソン氏は去る6日午前3時52分頃、京畿道金浦市高村邑(コチョンウプ)の仁川国際空港高速道路ソウル方向金浦空港ICの近くでタクシーとシボレー製オーランドに相次いではねられて死亡した。

事故当時ハン・ジソン氏は、3車線の高速道路の真ん中である第2車線に車を停めた後、車両外に出て事故に遭った。

これに対してハン弁護士は、「なぜ路肩に車を止めずに第2車線に停めたのか」とし、「どうして第2車線に停めたのか、事故車のブラックボックスを確認する必要があるだろう。交通状況が映ったCCTVの映像と別の目撃車両のブラックボックスの映像を確認するの優先されるべきだろう」と指摘した。

運転者がハン氏本人かどうかに対する根本的な疑問も提起した。ハン弁護士は「まず誰が運転していたのか明確ではない」とし、「車から降りた人物(ハン・ジソン)か、あるいはガードレールに向かってジャンプした夫が運転者なのか、二人だけが知っている」と指摘した。

また、「ハン・ジソンさんが腰をかかめているが、道路の真ん中でストレッチをすることはありえないので、たとえ座っていたとしても、ふつうは急ぐなら車の中や窓を開けて吐くだろうし、降りて車の後ろに歩いてはしないだろう」とし、「他のケースは体がつらかった場合だが、明らかに車を止める前に何が起こったのか明らかにすべきだ」と強調した。

ハン弁護士は「用便が急なら車を停めてすぐに走りだすだろうが、ブラックボックスの映像を見ると妻が車を停めて車から下りて後部トランクに行った時も走りださなかった点も疑問だ」とし、「夫の方には申しわけないが、すぐそばで妻が重大事故に遭ったことを知らなかいわけがないだろう」と、ハン・ジソン氏の夫の陳述に対しても疑問を示した。

最後に、「いったいなぜ車を止めて二人とも出ていたのか、捜査機関は単純な交通事故なの他の要因があって、そこに交通事故が追加されたのかどうかを徹底的に調査しなければならない」とし、「一般人が理解しにくい、一般的でない事故だろう」と述べた。

一方で故ハン・ジソン氏の夫は事故当時、警察で「尿意が急で車を停めるなり近くの花壇で用を足し、その後に戻ると事故が起きていた」と述べた。

故ハン・ジソン氏が花壇側の路肩や端の第3車線ではなく、高速道路のまん中である第2車線に車両を停めた理由については、「分からない」と述べた。また自分は助手席に乗っていたと明らかにして、「この日に永宗島で知人と酒を飲んだのは確かだが、彼女が酒を飲んだところは見ていない」と陳述したと伝えられた。

故ハン・ジソン氏の出棺は10日午前に行われる。剖検の結果は2~3週間後に提出される見込みだ。
  • 毎日経済スタートゥデイ_パク・セヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-05-10 08:44:35




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