B.I事件の手抜き捜査疑惑めぐり検察と警察が責任の押し付け合い


グループiKONの元メンバーB.I(本名キム・ハンビン、23)の麻薬疑惑に対する手抜き捜査が物議をかもしているが、警察と検察が責任転嫁をする様相を見せている。そのような中、事件当時、YGエンターテイメントの内査が進行されていたことが分かった。

19日、KBS『ニュース9』は検察がB.Iの麻薬購入疑惑が浮上した2016年当時、YGエンターテイメントの内査を行っていたと報じた。検察が過去、B.Iの麻薬疑惑について情報提供をしたAさんを3カ月以上、調査せずに放置したというもの。

一方、2016年8月、当時Aさんと一緒に逮捕された麻薬被疑者7人は、10日も経たずにそれぞれの住所地の管轄庁に引き渡された。Aさんの場合、他の麻薬被疑者7人と似たような時期に逮捕されたにもかかわらず、8月31日に送検された。残りの7人が送検されたのは10月中旬だった。

これと関連して警察は「捜査を指揮していた検事側がYGエンターテイメントの事件を自分たちが行うと、Aさんの事件だけを先に送検するように言ってきた」と明らかにした。しかし検察側は「先に送致するよう指示を出していない」と反論する立場を固守した。

しかし、『ニュース9』によると検察側は、当時水原地検でYGエンターテイメント関連の内査が進行中で事件を他に送らなかったという新しい立場を明らかにした。

聯合ニュースもこの日、水原地検の関係者が「2016年中ごろ、ある麻薬ディーラーからYGエンターテイメント所属の芸能人たちに麻薬を販売したという内容の情報提供を受けて内査中だった」と明らかにしたと伝えた。 Aさんが逮捕されると、Aさんを通してYGエンターテイメントの内査を進めようとしたが、Aさんを面談する過程でAさんが泣き続けてばかりで面談が正常に行えず、内査終結直前にAさんを召喚しようとしたが、海外に出国した状態で、これにより時限付起訴中止となったと報道した。

関係者は「YGエンターテイメントの内査は何の成果もなく終了したため、被疑事実公表の問題があり、記者たちに言うことができなかった」と説明した。

そのようななか、当時事件を捜査した検察が似たような時期、BIGBANG出身のV.I(本名イ・スンヒョン、28)の麻薬使用疑惑について捜査を行ったことが分かった。

20日、CBSノーカットニュースによると2016年下半期、水原地検はV.Iがクラブ「アリーナ」でエクスタシーを使用したという情報提供を受けた後、V.Iの自宅で簡易麻薬検査を行って尿や毛髪などの体毛まで提出を受けて検査した。しかし結果が陰性と検出されたことにより、V.Iを不起訴処分したことが分かった。

この時点が、水原地検が京畿龍仁東部警察署からAさんの麻薬事件を引き渡され、B.I関連の報告書を一緒に受けとった時点と重なっており、YGエンターテイメント関連の捜査に対して微温的に対処した警察・検察に対する波紋が広がっている。
  • 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者
  • 入力 2019-06-20 09:19:51