トップ > エンタメ > スターニュース > 「30年めの俳優」故チョン・ミソン…うつ病で

「30年めの俳優」故チョン・ミソン…うつ病で

映画・放送・演劇界から哀悼あいつぐ 

  • 「30年めの俳優」故チョン・ミソン…うつ病で
  • 俳優チョン・ミソン氏は享年50歳で亡くなった。 写真=毎日経済新聞DB


故・俳優チョン・ミソン氏はふだんから病んでいたうつ病が原因で生を終えた。放送界や映画界、演劇界から哀悼の波が続いている。

チョン・ミソン氏の所属事務所ボアスエンターテイメントは29日「チョン・ミソンが本年齢50歳で運命を変えた」と明らかにした。所属事務所側はチョン・ミソン氏が平素からうつ病の治療を受けていたと説明し、デマや推測性報道を自制してほしいと付け加えた。また、故人の殯所(ピンソ=霊安所)は準備ができしだいお知らせするとした。

故人は29日午前11時45分頃、全州の某ホテルで死亡したまま発見された。享年48歳。警察と119救急隊が出動した当時、チョン・ミソン氏は無呼吸・無脈拍と無意識の状態だったと伝えられた。警察が急いで病院に搬送したが、ついに生を終えた。

  • 「30年めの俳優」故チョン・ミソン…うつ病で
  • 俳優チョン・ミソン 写真=毎経DB


チョン・ミソン氏はこの日午前1時頃、そのホテルにチェックインした後の午前1時40分頃、父親と最後の通話をして2時頃に死亡したと推定される。警察は「チョン・ミソンが泊まっていた部屋に他人が入った形跡がなく、遺書も発見されなかった」とし、自ら極端な選択を行ったと見ている。現在、具体的な部分は調査中だ。

チョン・ミソン氏はこの日に行われる演劇『実家の母と2泊3日』(以下「実家の母」)のために全州に滞在中だった。しかし突然の死のニュースが伝わり、『実家の母』側は「俳優の一身上の理由で当日の午後2時公演をキャンセル、配役をイ・ソリム氏に変更して午後6時公演を進める」とし、「入場券は適法な手続きによって払い戻し措置させていただきたい」と伝えた。

チョン・ミソン氏は来る7月24日、映画『国之語音』の封切りと、9月のKBS2ドラマ『ノクトゥジョン』の放映を控えた状況だった。特に『国之語音』の場合はプロモーション日程も予定されていた。活発な活動を予告していただけに、チョン・ミソン氏の悲報さらに切なさをさそう。

映画『国之語音』側は、映画の公開スケジュールとプロモーション日程について今後議論する予定であり、「故チョン・ミソン俳優に深い哀悼の意を表する。故人の冥福を祈る」と伝えた。『ノクトゥジョン』側も今回のことについて慎重な態度を見せた。

  • 「30年めの俳優」故チョン・ミソン…うつ病で
  • 俳優チョン・ミソンがうつ病で亡くなった。 写真=毎日経済新聞DB


チョン・ミソン氏は30年のあいだ活動して優れた演技力を見せただけに、ネチズンたちの間でも哀悼の波が続いている。また、チョン・ミソン氏の夫のパク・ソンフン監督に向けて心配の声を高めた。チョン・ミソン氏は映画『恋愛』でパク・サンフン監督と縁を結び、2年の熱愛のすえに結婚した。膝下に息子一人を置いている。
  • MBNスター公共文化部_アン・ユンジ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-06-30 03:01:01




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア