「十八の瞬間」1話 オン・ソンウ&キム・ヒャンギ、ときめき学園ドラマの誕生

「十八の瞬間」1話 

▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

『十八の瞬間』でオン・ソンウとキム・ヒャンギが初放送から濃い感性で視聴者たちの心の扉を叩いた。

去る22日に韓国で初放送されたJTBCの月火ドラマ『十八の瞬間』(演出シム・ナヨン、脚本ユン・ギョンア)は視聴率全国3.0%、首都圏3.7%(ニールセンコリア、有料世帯基準)を記録して気持ちの良いスタートを切った。些細なことにも感情の渦に巻き込まれる18歳、誰もが通り過ぎた瞬間をリアルに深く描いた『十八の瞬間』は特有の叙情的な雰囲気と俳優たちの熱演が加わり、濃厚な感性を刺激した。

何よりもオン・ソンウ、キム・ヒャンギ、シン・スンホ、カン・ギヨンは期待以上のシナジーで好評を導いた。

孤独で寂しい少年の眼差しの中にもどこか抜けていて純粋なギャップの魅力を披露したオン・ソンウは「チェ・ジュンウ」に完璧に同化した姿で初めての演技挑戦から合格点を獲得した。キム・ヒャンギは18歳の少女「ユ・スビン」を素直に描いた。リアルさを加えた演技はストーリーをしっかりと導いて共感を誘った。シン・スンホは「マ・フィヨン」の二つの顔を完璧に描き出して存在感を誇示した。ここにカン・ギヨン特有の愉快でノリの良い演技はドラマに活力を吹き込み、今後の活躍に期待を高めた。

この日の放送は、ジュンウ(オン・ソンウ)とスビン(キム・ヒャンギ)の少し特別な最初の出会いから始まった。転校初日、自転車に乗って登校中だったジュンウはスビンの母親の車にぶつかりそうになり、2人の縁が始まった。続いて世間知らずの副担任ハンギョル(カン・ギヨン)とジェントルな班長フィヨン(シン・スンホ)の紹介でジュンウの転校生活はスタートから順調だった。

コンビニのアルバイトの配達でフィヨンの塾を訪れたジュンウはソン・ジェヨン(チェ・デフン)先生から教室のゴミを捨ててほしいとお願いされた。そしてすぐに次の日、ソン・ジェヨン先生は自分の高級時計がなくなったと学校を訪れた。ジュンウを疑ったものだった。数回の窃盗と暴行を理由に強制転校をしてきたジュンウの信頼は当然ゼロの状態であり、付いて回る誤解と偏見の中で彼は悔しい濡れ衣で再び転校しなくてはいけない状況を迎えた。

母親(シム・イヨン)とスビン、そしてハンギョルだけはジュンウを信じた。フィヨウンもやはりそうだとばかり思われていた。しかし、フィヨンが真実を隠すために自分自身を犯人に仕立てていることを知ったジュンウの怒りは爆発し始めた。そして塾で会ったフィヨンの不審な行動を記憶していたジュンウは彼を追及した。徐々にあらわれる真実の前にフィヨンは「俺だったらどうするつもりだ、このゴミ野郎」と形相を変え、感情を表わさなかったジュンウも「ゴミはお前じゃないのか?」と対抗しながら緊張を高めた。

唯一の家族である母親と離れて過ごし孤独に慣れた少年ジュンウ、貪欲な母親によりストレスを抱えて生きなければならない優等生スビン、完璧な兄と比較されながら内側にコンプレックスを隠して生きるフィヨンまで。初放送から視聴者の共感を呼び起こすのに十分だった。

青春のときめきで染まった最初の出会いに続いて、お互いを変化させるジュンウとスビンの関係も興味を刺激した。「名前のない子供」というタイトルのように自分だけの存在感も明確なカラーもなく生きていたジュンウにスビンは変化のきっかけとなる存在だった。特にジュンウはなんでもなかった「イ・テホ」と書かれた名札の代わりに直接彼の名前を書いて、新しい名札をプレゼントしたスビンの姿が深い響きを与えた。
  • 毎日経済 スタートゥデイ キム・ソヨン記者 / 写真=JTBC
  • 入力 2019-07-23 08:11:40