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「株価操作」キョン・ミリ氏夫、二審無罪…捜査機関の先入観


  • 「株価操作」キョン・ミリ氏夫、二審無罪…捜査機関の先入観

俳優キョン・ミリ氏の夫の李某氏は、株価操作で巨額の不当利得を得た疑いに対する2審で無罪を言い渡された。

22日の聯合ニュースによると、ソウル高裁刑事2部(チャ・ムンホ部長判事)は資本市場と金融投資業に関する法律違反の疑いで起訴された李(52)氏に懲役4年を宣告した原審を破って無罪を宣告した。

李氏は2014年11月から2016年2月までに、自分が理事として勤務したコスダック上場企業A社の株価を人為的に膨らませ、次の有償増資で受けた株式を売却し、23億ウォン相当の差益を得た容疑で起訴された。

1審は懲役4年に罰金25億ウォンを、一緒に起訴されたA社のもと代表の金某氏には懲役3年に罰金12億ウォンをそれぞれ言い渡した。

しかし控訴審裁判部は李氏と金氏が有償増資資金を募集する過程で、法規に違反したと見るべき大きな虚偽事実を公示しなかったと1審の判断を覆し、無罪を宣告した。

控訴審裁判所は「むしろ二人は崩れていく会社を生かすために、非常に努力した」とし、「その過程で李氏の妻の資金まで引き込むなど、資本を拡充して長期的な投資までいっしょに行った事情が伺える」と判断した。続いて「しかし後に株価操作の捜査が行われ、投資家が引き潮のように抜けて事業が滅びる状況に至った」とし、「結果的に無罪である被告人が苦労して損害を見たのであり、切なさを禁じえない」と述べた。

裁判部は「捜査がこうなったのは李氏の過去に株価操作の前科があり、A社も株価操作のための架空会社ではないかとする捜査機関の先入観が作用したためではないかという気がする」と指摘した。

この日、裁判部は虚偽情報を流してA社の株式買収を推薦した疑いで起訴された証券放送のキム某氏にも無罪を宣告した。しかし金融当局の認可を受けずに金融投資業を行い、A社の有償増資に投資家を集めた株価操作屋のチョン某氏に対する疑いは有罪と見て懲役6ヶ月に執行猶予2年を宣告した。
  • 毎日経済スタートゥデイ_ソン・ジョンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-08-22 16:55:42




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