「バガボンド」初放送でイ・スンギが別格のアクション演技を披露


▶ この記事にはドラマ本編のあらすじやネタバレの一部が含まれています。

『バガボンド』でイ・スンギが目を離すことのできないアクション演技で新しい「アクション職人」の誕生を知らせた。

去る20日に韓国で初放送されたSBSの新しい金土ドラマ『バガボンド』(脚本チャン・ヨンチョル、チョン・ギョンスン、演出ユ・インシク)ではチャ・ダルゴン(イ・スンギ)が甥の死因を明らかにするために民航旅客機の墜落事故で生き残った男を追う姿が描かれた。

チャ・ダルゴンはアクション映画界のトップになるという夢を抱いた熱血スタントマンだったが、甥を育てるためにタクシーの運転手の仕事をしながら生計を立てていた。そんな中、甥は子供テコンドー示範団に選ばれ、モロッコに向かった。

しかし甥が乗ったモロッコの行きの飛行機B327機がテロにより墜落した。

テロが起きた理由は韓国の次世代戦闘機事業だった。ジョンエンマーク社のアジア担当社長であるジェシカ・リー(ムン・ジョンヒ)が戦闘機事業選定のために競合他社のダイナミックシステムが作った機種であるB357機を故意に墜落させたもの。この事故で飛行機の乗客全員が死亡した。

甥が飛行機墜落事故で死亡したという知らせを聞いたチャ・ダルゴンが合同追悼式のために他の遺族と一緒にモロッコに出発した。駐モロッコ韓国大使館のインターンに偽装した国家情報院ブラック要員コ・ヘリ(ペ・スジ)が空港で遺族を迎えたが、チャ・ダルゴンは空港のトイレで甥が飛行機で撮影した映像にいた男性が生きているのを発見し、彼を追い始めた。

チャ・ダルゴンは「お前はどこの所属だ?」というテロ犯の質問に「どうして生きている?飛行機に乗った人はすべて死んだのに、おまえはどうして生きてるんだ。どうして飛行機を落とした」と怒った。チャ・ダルゴンはテロリストに頭を打たれて倒れたが、彼を追うことをあきらめずに建物の屋上から鷹の目でテロリストを発見した。

彼を追っていたチャ・ダルゴンは車に運転して脱出するテロリストの車上に飛び乗って激しい争いを繰り広げた。しかし、テロリストが道路脇のフェンスに車を追突させながらチャ・ダルゴンは車外に落ちた。頭に血を流して道路上に這い上がってきたチャ・ダルゴンはテロリストを逃したという事実に悔しがった。

この日の放送で最も注目を集めたのはイ・スンギのアクションシーンだった。イ・スンギはスタントマン出身という劇中の設定にぴったりな緻密な追撃シーンでドラマに視聴者をひきこんだ。建物の合間を縫いながら、飛行機テロの犯人を追いかけたり、走る車に体当たりをするなど目を離すことができないアクション演技を披露し、緊張感を高めた。ここに多彩なアングルとカメラの技術が加わり、初放送から魅力的な見所を作り出したという評価が続いている。

イ・スンギはドラマの制作発表会でチャ・ダルゴンというキャラクターについて「これまで私が演じたキャラクターの中で最も男性的なキャラクターではないかと思う」と紹介し、「通常、アクションスパイ映画の主人公は訓練を受けた要員だが、『バガボンド』は特殊な訓練を受けたことのない民間人が飛行機事故で甥を失い、巨大な陰謀を暴くために活躍する内容だ。そのため他のアクションスパイ映画とは異なり、感情が感じられるアクションを入れようと努力した」と説明した。最初の放送では止められないアクション演技で合格点を受けたイ・スンギが、今後見せる姿に期待が集められる。

一方、『バガボンド』は民航旅客機墜落事故に巻き込まれた一人の男が隠された真実の中から見つけた巨大な国の不正を暴く作品だ。毎週金、土曜日の午後10時放送。
  • 毎日経済 スタートゥデイ イ・ダギョム記者
  • 入力 2019-09-21 07:01:01