なぜ少女時代ユリの兄はチョン・ジュニョンより重い求刑なのか


「婚約者と家族、公人の身分で生涯を生きる妹に罪を分け与え、消えない傷を残した。一生胸に刻んで生きる」

少女時代ユリ(本名クォン・ユリ)の兄Aが結審公判でこのような最終陳述を行った。しかし遅れた懺悔だった。

ユリの兄はチョン・ジュニョン、チェ・ジョンフンより重い刑である懲役10年を求刑された。泥酔した女性を集団性暴行して団体グループチャットにわいせつ行為の動画を流布・共有した疑いだ。

Aはチョン・ジュニョン、チェ・ジョンフンと2016年1月に江原道の洪川(ホンチョン)、3月に大邱などで酒に酔った女性を集団性暴行した疑いなどで拘束起訴された。

検察は13日、ソウル中央地裁刑事合意29部(カン・ソンス部長判事)の審理で開かれた結審公判でチョン・ジュニョンに懲役7年、チェ・ジョンフンに懲役5年を求刑した。しかし、一緒に罪を問われたユリの実兄AとクラブバーニングサンのMD(営業スタッフ)には懲役10年を求刑した。

検察は性暴力治療プログラム履修と個人情報の通知、児童青少年関連機関と障害福祉施設での10年間就業制限命令も要請した。個人情報告知は「性犯罪者の通知e」サイトに個人情報が登録され、電子足輪着用の有無も一緒に検討される。

ではAの刑量が最も重い理由は何だろうか。

この事件の中心にはチョン・ジュニョンとチェ・ジョンフンがおり、メディアがフォーカスした人物も2人だった。しかし、Aの刑量が2人よりも高い理由として、過去の麻薬投薬疑惑が提起されている。麻薬捜査を受けた点が加重処罰の原因として作用したと分析されている。

Aは2006年12月、知人に大麻取引を斡旋して大麻を3回吸引した容疑で懲役1年に執行猶予2年を宣告されたことがある。

Aはチョン・ジュニョン、チェ・ジョンフンとは異なり、事件の序盤には関与を強力に否定した。BIGBANGのV.Iのグループチャット事件と関連し、自分の名前が挙げられれるとネットユーザーにコメントで反論するなど無実を強調した。

当時、「贖罪して一生顔を上げずに生きてください」というコメントに「私の罪により頭を上げるか下げるかはあなたが判断する内容ではない。私はミルタン居酒屋開業当時のメンバーだから関連のグループチャットに含まれていた部分であって、性接待や報道内容については何も知らない。明白に身元を明らかにして直接話せ」と堂々とした立場を見せた。このような点も重い刑量に影響を及ぼしたという解釈も出ている。

Aはユリの兄であり、チョン・ジュニョンの友人として放送に出演して有名になった。2015年に放送されたMnet『あなたの声が見える シーズン2』で貿易会社を運営する謎のシンガーとして出演してユリの兄という事実を明らかにして注目された。また2016年、MBC『私は一人で暮らす』にはロイ・キム、エディ・キムと一緒にチョン・ジュニョンの「親友」として姿を見せていた。

一方、Aを含むチョン・ジュニョン、チェ・ジョンフンなどの宣告公判は29日午前11時に開催される。
  • 毎日経済 スタートゥデイ チン・ヒャンヒ記者
  • 入力 2019-11-14 10:39:14