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ドラマ「見たとおりに話せ」撮影現場で交通事故 8人が負傷


  • ドラマ「見たとおりに話せ」撮影現場で交通事故 8人が負傷
『見た通りに話せ』の撮影現場で交通事故が発生し、スタッフ8人が負傷した。

希望連帯労組放送スタッフ支部(以下、労働組合)は12日、「先月29日午前11時、OCNドラマ『見たとおりに話せ』の制作現場で撮影中、交通事故が発生した」と明らかにした。

続いて「事故当日、仁川永宗島マディンシティ3号近隣公園近くの道路で撮影スタッフがショーティングカー(撮影のための特別な製造車両)に搭乗して劇中、パトカーが逃走車両を追撃する場面を撮影していた際に、逃走車両と撮影カーが衝突して撮影カーに搭乗していたスタッフが車外に墜落する事故が発生した」と説明した。

労働組合によると、この事故で『見たとおりに話せ』スタッフ8人が負傷した。

重傷を負った1人の照明スタッフ(以下、Aスタッフ)は救急車で仁川聖母病院に運ばれたが緊急手術待機順位が後回しになり2時間ほどの待機後にカトリック大学汝矣島聖母病院に移送され、7時間に及ぶ大手術を受けた。

病院の診断結果、Aスタッフは2、4番の背骨が骨折し、2番の背骨が砕けて骨盤の骨を利用して移植し、5~10番の背骨に12本のピンを刺して腰を固定する手術を進行した。約1年6カ月の治療期間が必要だと診断された。

労働組合側は「確認の結果、今回の事故と関連して放送局であるCJ ENMと制作会社のスタジオドラゴンとエイチハウスに責任があることが明らかになった」とし「制作会社は事故当日、管轄区の仁川広域市中区庁から道路占有許可を受け取っておらず、無理に撮影を進行した。それだけでなく事故後の12月初めにも同じ場所で道路占有許可を受け取らずに一方的に撮影を進行した」と明らかにした。

続いて「制作会社の産業安全保健法違反が明らかになった」とし「スタッフに対する労働安全保健教育未実施(第31条)、安全・衛生に関する管理監督・安全処置義務不履行(第13条、第14条) 作業停止義務違反(第26条)など、基本的な労働安全保健上の義務すら履行しなかった」と主張した。

また、労働組合側は「6月18日、労働組合と地上波3局、言論労組、韓国ドラマ制作社協会が参加している「地上波放送ドラマ制作環境改善共同協議体」では「放送スタッフ標準労働契約書」を導入することで合意した」とし「しかしCJ ENMは共同協議体への参加要求を拒否してスタッフに用役契約の締結を強要している。 Aスタッフも制作会社の要求に応じて用役契約書を作成して働いていた中で事故が発生し、事実上、労災処理が難しい状況だ」と説明した。

一方、『見たとおりに話せ』はすべてを失った天才プロファイラーと一度見たものはそのまま記憶する能力を持つ刑事が死んだと思われていた連鎖殺人魔を追跡する五感サスペンススリラーで、来年2月に放送予定だ。
  • 毎日経済 スタートゥデイ ヤン・ソヨン記者
  • 入力 2019-12-12 16:16:51




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