エンターテインメント業界では『パラサイト』がオスカープレミアムを抱えて、北米封切り外国語映画で売上2位のイタリア映画『Life Is Beautiful(ライフ・イズ・ビューティフル)』(5725万ドル)を超えることができると期待する。米国の経済専門誌フォーブスは最近、「オスカーバンプ(Oscar Bump/アカデミー賞で発生した短期急騰)」効果がどの程度なのか、昨年のオスカー作品賞受賞作の「Green Book(グリーンブック)」をサンプルに計算した。この映画はアカデミー賞受賞直後の一週間のみで売上げ470万ドルを追加し、過去10年間で最大の「オスカーバンプ」を享受した。この映画が受賞後から現在まで北米で稼いだ金は1540万ドルで、現地の収益全体の6分の1に相当する。『パラサイト』は全収入のうちで北米の割合は21.5%で、過去9年間の作品賞受賞作の平均(38.5%)に比べて非常に低い水準だ。まだ北米で攻略可能な需要があるものと解釈される理由だ。
またすべての権利が販売された国のうち、150カ国はまだ未公開国として残っている。ポスターに「オスカー作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞受賞」であることを誇り、観客と出会う市場がそれだけ多くある。これによって『パラサイト』は中国と米国(『The Passion Of The Christ(パッションオブクライスト)』)映画を除いて、非英語作品が到達したことのない5億ドル台の売上げまで可能だという観測が出ている。この日までに 『パラサイト』が全世界で稼いだ金は2000億ウォンで、歴代の韓国映画で第1位だ。