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故ウンビ、最後の願い「I’m Fine Thank You」


  • 故ウンビ、最後の願い「I’m Fine Thank You」
「私はとても馬鹿みたいに、あなただけを見ています。いつかあなたも私を見るでしょう。暫く待って涙が溢れます。こうしてまた一日が過ぎますね。今日一日だけI cry。永遠に幸せでありますようにGood bye。時々は私を思い出して笑ってもいい。I’m Fine Thank You」

ファンたちの愛が恋しかったのだろうか。新人ガールグループの悲哀もあっただろう。人知れず涙を隠したりもしたが、彼女はステージに立っていることがとても幸せだった。いつも笑っている人だった。

「音楽チャート1位」という彼女の生前の願いが天国に行って叶った。まるで別れを予感していたようなLADIES’ CODEの1年前の曲「I’m Fine Thank You」が故人となったウンビ(21、本名コ・ウンビ)の声を通じてさらに悲しく聞こえる日だ。

ガールグループLADIES’ CODEのメンバーウンビが去る3日惜しくもこの世を去った。神を恨みたくなるようなとても若い年齢だった。当日午前1時23分頃、嶺東(ヨンドン)高速道路仁川方面43km地点の新葛(シンガル)分岐点付近でLADIES’ CODEが乗ったバンがガードレールに衝突して転覆した。

ウンビの入棺式は4日午前10時、ソウルの安岩洞にある高麗大病院葬儀場にて行われた。遺族の嗚咽と号泣だけが満ちていた。Apink、B1A4、Dal★shabet、防弾少年団、ヤン・ドングン、オ・ユナ、キム・ワンソン、IVY、チョン・ジュン、スーパーチャンタイ(キム・チャンテ)等同僚芸能人の弔問の列が夜遅くまで続いたが、この日の朝の葬儀場は静かだった。遺族と所属社数名の職員が悲しみを抑えきれないまま、その場を守っていた。

歌謡界の関係者たちは故人を「とても優しいメンバー」だと回想した。メディアとのインタビューの際、自分を前にすることよりも他のメンバーたちに対する賞賛をさらに多くおこなった可愛い友人だった。

LADIES’ CODEは秋夕を前にいくつかのメディアと韓服挨拶の撮影を行ってもいた。記者たちはLADIES’ CODEとインタビューが終われば必ず心根の綺麗なメンバーとしてウンビを選んだ。所属社関係者は「とても明るくはきはきとした子だった」とし「チームでも長女と末っ子の中間の橋の役割をとてもよくやってくれた子だった」と回顧した。

1992年11月23日生まれのウンビはやっと21歳。2ヵ月後には22回目の誕生日だった。去る8月、クォン・リセの誕生日と合わせて進行されたファンミーティングの現場では、その誰よりも喜んだ。彼女は高校時代にFNCエンターテイメントでガールグループAOAのメンバーと共に2年程の練習生時代を送った。彼女が現在の所属社ポラリスエンターテイメントに移りLADIES’ CODEとしてデビューした後に受けたファンたちとの出会いは彼女にとっていつも大切だった。LADIES’ CODEが知らぬ間に人気を集め、一部悪意のあるファンたちの動きさえも彼女は肯定的に受け取った。だからファンたちの間で彼女は「ウン・ビ・タ・ミン」と呼ばれた。

遺影の中の写真で笑顔を見せているウンビはまたこうして歌った。「何もなかったように生きてみれば、もしかしたら私を忘れるかもしれないでしょう。ごくまれに私を思い出しても、元気でいるから心配しないで。とても会いたくてつらいときは風になって吹いてあげ、ときどきあの丘で私の名前を呼べば走って力いっぱい抱きしめてあげましょう」(LADIES’ CODE「I’m Fine Thank You」歌詞より)

故人の出棺は5日午前におこなわれる。遺体はソウル良才洞にあるソウル追慕公園にて火葬された後、遺骨は京畿道広州(クァンジュ)分唐スカイキャッスル追慕公園に安置される。

ウンビの「願い」のように心配とは反対に音楽ファンたちは彼女を忘れないだろう。彼女の歌を覚えていくことだろう。こうしてウンビは私たちとLADIES’ CODEの隣にいつもいるのだ。
  • スタートゥデイ_チョ・ウヨン記者
  • 入力 2014-09-04 13:57:18




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