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「私の生涯の春の日」カム・ウソン-スヨン20歳差を克服する美しいロマンス

MBCドラマ「私の生涯の春の日」1話 

  • 「私の生涯の春の日」カム・ウソン-スヨン20歳差を克服する美しいロマンス
「恋愛ドラマの鬼才」カム・ウソンと今まさに地上波ドラマに足を踏み入れたチェ・スヨンがMBC水木ドラマ「私の生涯の春の日」で出会った。70年生まれのカム・ウソンと90年生まれのチェ・スヨンの年齢差は20歳。何とも20年の時間を飛び越えた彼らであるが、人々の心配とは反対に予想外の呼吸を誇り、これから花咲くロマンスを期待させた。期限付きの人生にて心臓を贈られ新しい生を生きることとなったボミ(チェ・スヨン扮)とその心臓を贈った女性の夫ドンハ(カム・ウソン扮)の物語を描いた「私の生涯の春の日」が10日ベールを脱いだ。

この日ボミとドンハの出会いは「運命」という言葉が似合うほどに偶然の連続だった。最初の出会いから悪縁で繋がるほどに笑顔よりも牙をむくような出来事が多かったドンハとボミだが、彼等の縁は誰かが導くように奇妙に近づき、後日加速するロマンスの序幕を知らせた。「私の生涯の春の日」で多くの人々がもっとも注目した部分はカム・ウソンとチェ・スヨンのロマンスだった。恋愛演技をするには二人の年齢差が小さくなかったためだ。しかしこのような心配が無色するようにカム・ウソンとチェ・スヨンの出会いは美しい済州の背景のように自然に溶け込んだ。

2006年ドラマ「恋愛時代」以降約8年ぶりの恋愛ドラマに挑戦するカム・ウソンであったが、以前までの感性はそのまま生きていた。3年間の空白期も感じさせなかった。久しぶりにブラウン管に復帰したカム・ウソンであるがしっかりとした演技力を基盤に愛する人を失った傷を抱いて生きるカン・ドンハを魅力的に表現してドラマを引っ張っていった。「信じられる俳優」という評らしくカム・ウソンは20歳も若いチェ・スヨンとの呼吸にもぎこちなさのないケミを見せてこれから繰り広げられるロマンスを期待させた。

地上波のお茶の間に初めて足を踏み入れたチェ・スヨンの演技もまた素晴らしかった。「ただ上手いのではなく、本当に上手い。ドラマが作ろうとする流れをしっかり作り出し、とてもよく適応し表現をしてくれて私が安心できる」というカム・ウソンの賞賛はオーバーではなかった。実際チェ・スヨンの「私の生涯の春の日」キャスティングについて良くない視線があったのも事実だ。

演技力に対する確証がない状態で人気アイドルという理由で地上波ドラマの主人公の座に座ったという居心地の悪い認識だったためだ。さらには相手役が演技力で噂となるカム・ウソンであるために心配は小さくなかった。しかしこれを嘲笑うようにチェ・スヨンは苦しみがあるが、それでも明るくはきはきと生きるボミを問題なく消化しきった。

今幕を開けただけに完璧ではないが、少なくとも「私の生涯の春の日」を見る間、ガールグループ少女時代の姿を探しだすことは出来なかった。新人俳優としての覇気溢れるチェ・スヨンの演技は臓器移植を通じて新しい命を受けたために、熾烈に生きざるを得ないボミの運命をさらに劇的に描いた。自らの努力で大衆たちの心配を払拭したチェ・スヨンは今後歌手ではない俳優としての活動への可能性を大きく開いた。一方、カム・ウソンとチェ・スヨンのケミで注目を集める「私の生涯の春の日」は毎週水、木曜日午後10時に放送される。
  • スタートゥデイ_クム・ピッナ記者/写真_「私の生涯の春の日」キャプチャー
  • 入力 2014-09-11 09:11:22




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