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「注射器の再利用でC型肝炎集団発症」…ダナ医院院長を逮捕


警察が、注射器の再利用でC型肝炎の感染者が集団発症したソウル陽川区ダナ医院の院長を拘束した。

ソウル陽川警察署は9日、業務上過失致傷・医療法違反の疑いでダナ医院の院長キム氏(52 / 仮名)を拘束したと明らかにした。また、同じ容疑でキム氏の夫人で准看護師のキム氏(50 / 仮名)を書類送検した。彼らは2011年から昨年11月まで、医院で治療を受けた患者54人に使い捨て注射器を再利用して、C型肝炎にかかるようにした疑いを受けている。

ダナ医院は輸液注射(静脈注射)方式で投与するニンニク注射やビタミン注射などの機能性栄養注射を集中的に処方する肥満治療専門病院だ。

調査の結果、彼らは1日平均患者15~20人を対象に肥満治療をしながら、他の患者に使用した使い捨て注射器で静脈注射と繋げたゴム管に注射する、いわゆる「サイド注射」方法で再利用したことが分かった。特に、院長のキム氏は脳病変障害者で正常に治療できない健康状態だったにもかかわらず、准看護師の夫人キム氏と一緒に診療相談の過程を正しく経由せずに使い捨て注射器を再利用したことが分かった。

該当期間にダナ医院で診療を受けた患者は、合計2266人だった。警察は保健当局と合同で彼らの疫学調査を実施した結果、99人がC型肝炎陽性判定を受けたものと把握した。
  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-05-09 18:03:20




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