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「銃持って青瓦台に行きたい」…SNSのコメントで押収捜索

令状なしにSNSのコメントで電撃押収捜索…警察「母が同意しており問題ない」 

  • 「銃持って青瓦台に行きたい」…SNSのコメントで押収捜索
「屋根裏部屋の箱に隠しておいた銃を持って青瓦台(大統領府)に行きたい」というSNSのコメントを残したネチズンの家を警察が令状なしに押収捜索したことが知られ、論議が起きている。

14日、警察によると、午前1時02分頃、30代前半の男性A氏は、「わあ、本当に屋根裏部屋に隠しておいたリボルバーを持って青瓦台に行きたい」とし、「銃で撃たれるまで堪えているのは、遺伝ですか?」という文句が書かれたプラカードを持った写真を上げた。この日の午前、該当の内容を他のネチズンがソウル江東警察署に通報すると、A氏の自宅の管轄警察署であるソウル銅雀(トンジャク)警察署はこの日の午後4時10分から、A氏の家を訪ねて電撃調査に入った。午後5時頃までA氏の家とコンピュータの捜索作業を行ったが、特に問題がなく調査を完了したと伝えられた。

A氏がTwitterでに投稿した記事によると、警察はこの日、押収捜索の令状なしに自宅を捜索したことが分かった。A氏は、自身のツイッターに「警察はむやみに私たちの家に来るようになり、家にいた母は一部始終も知らない状態で警察がドアを開けろと言ってドアを開けた」とし、「その後、(警察が)部屋を全部開けてひっくりかえし、宅配ボックスもすべて開けて写真で採証をした」と伝えた。

続いてA氏は、「(刑事が)今、『青瓦台がとても敏感な状況であるため、私が銃と青瓦台に言及して上から強力な調査するよう命じられた』と言った」とし「私はあまりにも腹が立ち『一介の小市民が愚痴も言えないのか。私は税金まるまる支払う市民なのにこれが話になるのか。いざ調査されるべき人は触れることもできず、これは何だ』と問い詰めたが、刑事らは自身たちの領域外のことだと話した」と訴えた。

警察の関係者は、「現場で同意を受ける場合、令状なしでも押収捜索が可能だ」とし、「A氏の母親の同意を受けて捜索作業を行い、問題がない」と伝えた。
  • 毎日経済 ファン・スンミン記者 / イム・ヒョンジュン記者 / 写真出処=Twitterキャプチャ | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-11-14 22:12:54




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