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大統領選挙、5月9日に決定…ファン・ギョアン権限代行は出馬せず


黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行総理はけっきょく大統領選挙(大選)への不出馬を宣言した。有力な大統領候補として議論されてきた黄教安代行が意志を変えたことで、保守陣営全体の大選構図も新しい版が不可避になった。ファン権限代行は15日、大統領選挙への不出馬を宣言して、第19代大統領選挙を5月9日に指定した。 「ファンギョアン変数」という不確実性が整理されて大統領選挙日が確定されただけに、政局は本格的な大選局面に突入する見通しだ。

ファン権限代行はこの日の午後1時、臨時国務会議を緊急招集して「私の大統領選挙への参加を望む国民の声があることをよく知っている」とし、「しかし悩んだ末に、現在の国家危機への対処と安定した国政管理を延ばしたり粗忽にしてはだめだという結論に至った」と明らかにした。ファン代行は続けて、「国政安定と公正な選挙管理のために、私は大統領選挙に出馬することは適切ではないと判断した。これまでいたらない私に、大韓民国の未来のためにより大きな役割を果たせと言ってくださった国民に心から感謝を申し上げる」と大選不出馬を公式宣言した。

去る10日、憲法裁判所が全会一致で朴槿惠 (パク・クネ)もと大統領罷免を決定した後、ファン権限代行の出馬は容易ではないことが観測されてきた。しかし、自由韓国党と保守市民陣営では出馬を求める声が後を絶たず、ファン代行の最終的な決心に関心が集中した。

ファン権限代行は大選出馬の代わりに、公正な選挙管理と国政安定に注力するという意を表明した。ファン権限代行は「危機管理と民生安定に最善を尽くし、ふた月も残っていない大統領選挙を厳正かつ公正に管理していく」と述べた。

政府は5月9日を大統領選挙日に定め、この日を臨時祝日に指定した。

これによって選挙に出馬しようとする公職者は、選挙1ヶ月前の4月9日までに公職から退かなければならない。候補登録は4月15~16日だ。 4月25~30日に在外国民投票が実施され、5月4~5日の二日間に事前投票が行われる。選挙当日の投票は午前6時から午後8時までだ。
  • 毎日経済_ナム・ギヒョン記者/チェ・ヒソク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-03-15 23:57:39




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