トップ > コリアナウ > スポーツ > 孫興民、9号ゴール…アジア選手によるプレミアリーグ最多ゴール
孫興民、9号ゴール…アジア選手によるプレミアリーグ最多ゴール
「ソンセイショナル」孫興民（ソン・フンミン、25・トッテナム）はついにイングランド・プレミアリーグ（EPL）アジア選手最多ゴール数までを更新した。いまや孫興民のゴール行進がどこまで続くか見守るお楽しみだけが残った。
ソン・フンミンは6日（韓国時間）、英国ウェールズ・スウォンジーのリバティ・スタジアムで行われた2016～2017 EPL 31ラウンド、スウォンジー・シティAFCとの遠征試合で、決勝ゴールでありリーグ9号ゴールを成功させて咆哮した。これでソン・フンミンは2014～2015シーズンに奇誠庸（キ・ソンヨン、28）が立てた記録を2シーズンぶりに更新し、シーズン総得点も16ゴールに増やした。
記録としての意味だけでなく、純度も高いゴールだった。まだ優勝の可能性が残っている2位のトッテナムは、降格圏（18位）チームのスウォンジー・シティと後半終了直前まで特徴のない試合を続けた。このまま1対1の引き分けになるかと思えたが、アディショナルタイムにヴィンセント・ヤンソンのかかとからのパスを受け継いだソン・フンミンの右足がシュートを放ち、球はゴールキーパーに触れてネットを振った。トッテナムはソン・フンミンのゴールで、意志を喪失したスウォンジー・シティに対してさらに1点を決め、3対1の勝利で遠征を終えた。
これまでの記録保持者であるキ・ソンヨンの前で決めたゴールであることから、よりいっそう劇的だった。後半に途中出場したキ・ソンヨンはチームの敗北に加え、記録まで奪われる不運な一日を過ごしたにも関わらず、代表後輩の得点を祝う成熟した姿を見せた。キ・ソンヨンは試合後、SNSにソン・フンミンとともに撮った「自画撮り」を上げて、「ソニ（ソン・フンミンのニックネーム）、今日を祝う。これから最高記録まで行ってみよう」と残したりした。
昨シーズンのEPLにデビューしてリーグ4得点など計8ゴールを入れるところにとどまったソン・フンミンは1年めで、シーズン終了まで二ヶ月近く残した時点で正確に2倍の得点を決め、自分がまだ成長している選手であることを立証した。これまでソン・フンミンは主に左サイドでプレーをするとき真価を発揮してきた。左足と右足を選ばない優れた能力と迅速な走力を生かした逆襲が、長期的で典型的なウイングワードだったからだ。
しかし、今季のソン・フンミンはウイングフォワードだけでなく、最前方のワントップのFWとしても自分の役割を果たす選手となる段階まで「進化」した姿を見せている。これは所属チームのトッテナムの事情が触発した変化だ。今季はマウリシオ・ポチェッティーノ トッテナム監督はフォーバックだけでなく、スリーバックまで変化するさまざまな戦術を駆使してソン・フンミンをワントップとして鍛えている。
また、イングランドレギュラーFWとしてトッテナム「不動のワントップ」であるハリー・ケインが何度も負傷に苦しんで、代替者として迎え入れたオランダのストライカー ヤンセンがリーグ1得点にとどまっているという点もソン・フンミンの進化を助ける要素だ。
ハン・ジュンヒ解説委員は「攻撃手はいつものサブポジションを消化する能力があってこそ、本人の生存とチーム事情に有利」だとし、「ソン・フンミンの動きが自由自在で守備の加担が少なくていいトップの役割まで身につけると代表でも有用だろう」と診断した。
「万能型」のFWを夢見るソン・フンミンは、いまや韓国サッカーの伝説的な車範根（チャ・ボムグン）国際サッカー連盟（FIFA）U-20ワールドカップ組織委員会副委員長（64）を次の目標にすることができるようになった。チャ副委員長は1985年～1986シーズン当時、レバークーゼンで19ゴール（38試合）を放っていまだに欧州舞台での韓国人選手の最多得点記録を保持している。ソン・フンミンは順延日程まで含めて、残りのリーグ8試合とFAカップ準決勝で4ゴールをより入れると、シーズン20ゴールでチャ・ボムグン根の上に立つことができる。
ソン・フンミンは試合を終えた後、「今季で二桁ゴールを達成するのが目標だったが、1ゴール残っている」とし、「ゲームはたくさん残っているので、もっと欲を出す」と抱負を見せた。
ソン・フンミンは6日（韓国時間）、英国ウェールズ・スウォンジーのリバティ・スタジアムで行われた2016～2017 EPL 31ラウンド、スウォンジー・シティAFCとの遠征試合で、決勝ゴールでありリーグ9号ゴールを成功させて咆哮した。これでソン・フンミンは2014～2015シーズンに奇誠庸（キ・ソンヨン、28）が立てた記録を2シーズンぶりに更新し、シーズン総得点も16ゴールに増やした。
記録としての意味だけでなく、純度も高いゴールだった。まだ優勝の可能性が残っている2位のトッテナムは、降格圏（18位）チームのスウォンジー・シティと後半終了直前まで特徴のない試合を続けた。このまま1対1の引き分けになるかと思えたが、アディショナルタイムにヴィンセント・ヤンソンのかかとからのパスを受け継いだソン・フンミンの右足がシュートを放ち、球はゴールキーパーに触れてネットを振った。トッテナムはソン・フンミンのゴールで、意志を喪失したスウォンジー・シティに対してさらに1点を決め、3対1の勝利で遠征を終えた。
これまでの記録保持者であるキ・ソンヨンの前で決めたゴールであることから、よりいっそう劇的だった。後半に途中出場したキ・ソンヨンはチームの敗北に加え、記録まで奪われる不運な一日を過ごしたにも関わらず、代表後輩の得点を祝う成熟した姿を見せた。キ・ソンヨンは試合後、SNSにソン・フンミンとともに撮った「自画撮り」を上げて、「ソニ（ソン・フンミンのニックネーム）、今日を祝う。これから最高記録まで行ってみよう」と残したりした。
昨シーズンのEPLにデビューしてリーグ4得点など計8ゴールを入れるところにとどまったソン・フンミンは1年めで、シーズン終了まで二ヶ月近く残した時点で正確に2倍の得点を決め、自分がまだ成長している選手であることを立証した。これまでソン・フンミンは主に左サイドでプレーをするとき真価を発揮してきた。左足と右足を選ばない優れた能力と迅速な走力を生かした逆襲が、長期的で典型的なウイングワードだったからだ。
しかし、今季のソン・フンミンはウイングフォワードだけでなく、最前方のワントップのFWとしても自分の役割を果たす選手となる段階まで「進化」した姿を見せている。これは所属チームのトッテナムの事情が触発した変化だ。今季はマウリシオ・ポチェッティーノ トッテナム監督はフォーバックだけでなく、スリーバックまで変化するさまざまな戦術を駆使してソン・フンミンをワントップとして鍛えている。
また、イングランドレギュラーFWとしてトッテナム「不動のワントップ」であるハリー・ケインが何度も負傷に苦しんで、代替者として迎え入れたオランダのストライカー ヤンセンがリーグ1得点にとどまっているという点もソン・フンミンの進化を助ける要素だ。
ハン・ジュンヒ解説委員は「攻撃手はいつものサブポジションを消化する能力があってこそ、本人の生存とチーム事情に有利」だとし、「ソン・フンミンの動きが自由自在で守備の加担が少なくていいトップの役割まで身につけると代表でも有用だろう」と診断した。
「万能型」のFWを夢見るソン・フンミンは、いまや韓国サッカーの伝説的な車範根（チャ・ボムグン）国際サッカー連盟（FIFA）U-20ワールドカップ組織委員会副委員長（64）を次の目標にすることができるようになった。チャ副委員長は1985年～1986シーズン当時、レバークーゼンで19ゴール（38試合）を放っていまだに欧州舞台での韓国人選手の最多得点記録を保持している。ソン・フンミンは順延日程まで含めて、残りのリーグ8試合とFAカップ準決勝で4ゴールをより入れると、シーズン20ゴールでチャ・ボムグン根の上に立つことができる。
ソン・フンミンは試合を終えた後、「今季で二桁ゴールを達成するのが目標だったが、1ゴール残っている」とし、「ゲームはたくさん残っているので、もっと欲を出す」と抱負を見せた。
- 毎日経済_イ・ヨンイク記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2017-04-06 17:23:53
