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サムスン重工業のクレーン転倒で「6人死亡」…下敷きになった作業員たち


  • サムスン重工業のクレーン転倒で「6人死亡」…下敷きになった作業員たち
「勤労者の日」である1日、サムスン重工業巨済造船所のクレーン同士が衝突する事故が発生して作業員6人が死亡、20人が負傷した。

この日の事故は、タワークレーンとゴリアテクレーンが互いに衝突しながら発生した。タワークレーンはクレーン自体は動かず水平方向に長く伸びた構造物が360度回転しながら重量物を運搬し、ゴリアテクレーンはレールに沿って前後に動きながら重量物を移す。会社側は近くにあったタワークレーンを前後に移動していたゴリアテクレーンが触れ、タワークレーンが曲がることにより事故が発生したと把握している。

この事故でタワークレーンの一部が崩れ、建造中の海洋プラント製作現場を襲い作業員6人が現場で死亡、また病院での治療時に死亡した。死亡した6人は、5つのサムスン重工業協力会社に所属している作業員だった。

また3人の作業員は重傷、19人の作業員は軽傷を負ったことが把握された。

サムスン重工業は「勤労者の日」と「釈迦誕生日(3日)」・「子供の日(5日)」は公休日と定めたが、この日は協力会社の従業員を中心に相当数が海洋プラントの工期に合わせるため現場に出ていた。

会社者側は「勤労者の日だが、1万5千人が作業をしていた」と説明した。現場にいた作業員は「作業中にしばらく休んだり、たばこを吸おうと一か所に集まっていた」とし「その時にいきなり事故が起こった」と伝えた。

事故に遭った現場の作業員が働いていた海洋プラットフォームは、サムスン重工業が2012年12月にフランスのメーカーから5億ドルで受注したもので、引き渡し予定日が来月のために現在仕上げ作業を進行中だったことが明らかになった。

警察は、クレーン運転手や信号手、現場作業員などを相手にクレーン動作信号が正常に行われたかを把握している。
  • MBNニュースセンター / 写真=MBN | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-05-01 21:49:00




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