トップ > コリアナウ > 政治 > イ・ナギョン氏が首相に就任

イ・ナギョン氏が首相に就任


  • イ・ナギョン氏が首相に就任
△写真=90度の挨拶をする新任首相 - 李洛淵(イ・ナギョン)首相が5月31日、国会承認を通過したあとに青瓦台で開かれた首相任命状授与式でムン・ジェイン大統領と頭を下げて握手している。ムン大統領は「国務首相の権限を実質的に保障する」と伝えた。[ギムジェフン記者]

イ・ナギョン国務総理候補の指名同意案が5月31日、国会本会議のしきいをかろうじて通過した。第1野党の自由韓国党が最後まで指名撤回を要求して投票に不参加した中で、民主党と残りの野党のみが承認投票に参加した。第1野党が総理承認採決を拒否したのは2009年、李明博政府のチョン・ウンチャン総理候補以来で初めてだ。開票の結果、在籍議員299人のうち188人が投票に参加して賛成164票、反対20票、棄権2票、無効2票などで可決された。

賛成率は87.2%で、国民の党議員のほとんどが賛成票を投じたものと分析される。

国会はこの日午前、韓国党の聴聞委員が退場した中でイ・ナギョン候補者に対する人事聴聞報告書を採択したことに続き、午後の本会議で任命同意案の採決を行った。韓国党議員は本会議場にいったん入場して抗議の意を示した後、集団退場した。陣痛を経験している新政府の一部が、国民の党とパルン(正しい)政党などの協力で最初の峠を越えたわけだが、当分のあいだ与・野の関係硬直は避けられないようだ。まもなくの聴聞会の政局には、暗雲がひろがっている。 2日に予定されたキム・サンヂョ公正取引委員長候補の聴聞会と、7日の康京和(カン・ギョンファ)外交部長官候補者の聴聞会は深刻な鎮痛を予告した状態だ。

金二洙(キム・イス)憲法裁判所長候補者の任命同意も容易ではない見通しだ。

自由韓国党の鄭宇澤(チョン・ウテク)党代表権限代行兼院内代表はこの日、議員総会でカン・ギョンファとキム・サンヂョ候補者を狙って、「嘘で汚染されたカン候補者は外交首長になれない。キム候補者は経済不正の総合セットでどうなるかわからない」とし、「国と国民のために責任ある決断がなければならない」と辞退を強く促した。

一方、パク・チュソン国民の党非常対策委員長はこの日、「ムン大統領が人事原則を無視したことはたいへんな間違い」と言いつつも、「国政の空白を防ぐために、総理承認に協力することで太っ腹の決断をした」と投票参加の背景を説明した。
  • 毎日経済 シン・ホンチョル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-05-31 21:01:51




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア