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コリアナウ > 社会 > 健康と雰囲気を楽しむため…ノンアルコールビール人気上昇中
最近、ビールはビールでもアルコールのない「ノンアルコールビール」が大きな人気を集めている。
健康を考えて酒に酔わないが雰囲気だけを楽しもうとする人々が増えているため。
ソウル弘大のあるビール専門店、麦芽の香ばしさと清涼感を与えながらもアルコール度数が0.00%のノンアルコールビールを飲む人々が目に飛び込む。
大学生のチョン・ビョングァンさんは「ずっとすっきりとしていて簡単に楽しむことができる。酒の席があっても来れない友人たちがいるが、飲酒というのは飲むよりも雰囲気だから」と話した。
ノンアルコールビールは国内法上アルコール度数が1%未満で、種類ではない成人飲料に分類されるが、最近ではマートやコンビニでも購入可能だ。
5年前に韓国に初登場したが、最近では酒に酔わず雰囲気だけを楽しもうという人々が増えたことで人気を集めている。
ビールはアルコール度数が5%という偏見を破り、2~3%台の低アルコール、ビールカキ氷まで登場した。
ビールソムリエのキム・ヨンオ氏は「酒が飲めない方々が簡単に会食をしながらも一緒に飲む。(アルコール度数が)4%台が多いが3%台も多い。2%台のビールも少しずつ増えている」と話した。
健康を重視する消費者が増えたことで飲酒文化に大きな変化を起こしている。