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不足する障害者学校…住民たちの反対に討論会決裂


  • 不足する障害者学校…住民たちの反対に討論会決裂
ソウル江西区のある小学校に障碍者特殊学校を建てる問題に住民討論会が開かれた。

しかし、討論会は何も結論が出ないまま賛否双方の感情の溝だけが深まった状態で終了した。

ソウル江西区のある小学校にて、この地域の障碍者学校設立のための討論会が開かれた。

障碍児童の保護者と住民など数百人が集まった討論会は開始から賛否両者の意見が対立した。

住民たちはソウル市教育庁が学校設立を一方的に推進していると反発した。特殊学校反対派の人々は「教育庁は特殊学校設立にこだわっている。地域の現況調査と意見収拾を一度も行っていない」と話した。

しかし障碍児童の保護者たちは子どもたちの基本権である学習権を守って欲しいと対峙した。特殊学校賛成派の人々は「学校は諦めることができない。障害児童も教育を受ける権利があるでしょう」と意見した。

時間が経過するほどに大声とやじが続き、あちこちで争いまで起きて討論会が中断されたりもした。

住民たちの強い反対が続くや、障碍児童の保護者数十人は跪いて学校を作って欲しいと訴えた。

最終的に討論会は2時間半の間に異見を狭めることができないまま終了した。

ソウル市内の特殊教育対象学生は約1万2千人だが、35%となる4千400人余りが特殊学校に通っている。
  • MBNニュース チョン・ナムジュ記者 / 写真=MBN放送画面キャプチャー | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-09-06 20:25:00




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