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韓国政府、800万ドル規模の対北人道支援を確定


  • 韓国政府、800万ドル規模の対北人道支援を確定
政府は21日、国際機関を通じて北韓(北朝鮮)の乳幼児や妊産婦など脆弱階層を支援するための、800万ドル規模の対北人道支援を確定した。昨年1月、北韓の第4次核実験で21ヶ月ほど中断された対北人道支援は、去る3日に敢行された第6次核実験後の18日ぶりに再開されたものだ。国際社会が北韓に対する制裁の水位を最高潮に引き上げており、対北支援に対する国内世論も否定的な状況で、実際の支援まではかなりの論議が予想される。

統一部はこの日、第286次南北交流協力推進協議会を開き、ユニセフと世界食糧計画(WFP)の北韓母子保健・栄養支援事業に対して800万ドルを供与する南北協力基金支援案を審議・議決したと発表した。文在寅(ムン・ジェイン)政府が去る5月10日に発足してから135日目の、最初の対北支援だ。

具体的な支援の内訳をみると、ユニセフの児童および妊産婦医療・栄養不良の治療などの支援事業に350万ドル、世界食糧計画の保育園・小児病棟の子供と妊産婦対象の栄養強化食品の支援事業に450万ドルだった。

しかし政府は具体的な支援の時期と規模については、南北関係の状況など全般的な条件を総合的に考慮して決定することにした。統一部の当局者は「国際機関を通じた対北支援事業について、国民の多くの関心と懸念があることを知っている」とし、「そのような部分を十分に考慮して議論を行い、その土台の上でこのような決定が行われた」と説明した。
  • 毎日経済 オ・スヒョン記者/アン・ビョンジュン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-09-21 18:42:19




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