トップ >
コリアナウ > 社会 > 新世界の済州焼酎、うまくいくか?…新焼酎ブランド「プルンバム(青い夜)」発売
新世界グループが済州焼酎の新しいブランド「プルンバム(青い夜)」を発売し、流通業界の注目を集めている。
新世界の系列会社であるEマートは昨年12月、持分100%を取得する方式で済州焼酎を190億ウォンで買収した後、「プルンバム」を発売した。
このブランドは、アルコール度数16.9度の「チャルブンバム(短い夜)」と20.1度の「キンバム(長い夜)」など2種で構成された。
「プルンバム」は、EマートやEマート24などの新世界流通会社を中心に販売される。
酒類業界は新世界の強大な流通チャネルを背負ったプルンバムが、全国焼酎市場にどのような影響を与えるのか注目する。
Eマートは今年、運営資金と生産設備の拡充などのために100億ウォンを追加出資するなど、これまでに約250億ウォンを投資した。
しかし、済州焼酎は済州島でも漢拏山焼酎に押されるほど競争力が低いという評価だ。
市場シェアは1%未満で、昨年の売上高は1億6300万ウォンに過ぎず、欠損金は78億ウォンに達する。
さらに、済州で生産されるだけに物流費の負担が大きく、焼酎の売上高が最も大きい首都圏進入が難しいという分析が提起される。
既存の焼酎ブランドのハイト真露、ロッテ酒類などに対する消費者の忠誠心も高く、市場を開くことは容易ではないという意見が支配的だ。
新世界側は、「済州焼酎というブランドが海外市場でも通じるものと見ているため、生産量の一部を輸出することで、Eマートの競争力を高める」と明らかにした。