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[アンケート] 世態が変わっても変わらない秋夕の風景は?…「女性の家事労働の割合」78%


名節(祝日)の風景が、どんどんと変わってゆく。

10日間という長い秋夕(チュソク)連休は、名節というよりは長い休暇と感じたことだろう。子供たちにとっては秋休みほどに感じられたかも知れない。

先祖に茶礼(チャレ、法事)を行う家庭も徐々に減っている。

市場調査専門企業エムブレイントレンドモニターが首都圏の成人男女1000人を対象に行った調査で、今年の秋夕に祭祀を行ったと答えた回答者は61.7%だった。これは2011年の77.4%や2013年の69.5%に比べるとはるかに減少した数値だ。

年を重ねるごとに、茶礼を行う家庭が減っていることを知ることができる。

実際に、茶礼を行わなければならないという考えも2013年の41.1%から大幅に減少し、10人のうち2人(22.3%)だけが茶礼の重要性を意識しているだけだ。先祖の陰德に感謝する心が消えたというわけなため、なぜ秋夕を名節と感じるのか理由もぼんやりとしている。

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祭壇の風景は変わっても、変わらないものが1つある。

それは名節の家事労働だろう。

茶礼を準備するすべての活動が女性の担当に回るのは、今も昔も相変わらずだ。

今回の調査でも茶礼を行うとき、男女の家事分担割合は男性22.1%、女性77.9%と調査された。

これは、2011年の調査で表れた男性22%・女性78%や、2013年の男性22.7%・女性77.3%と大差がない。

家族にとっての長い連休が、女性には負担とストレスを与える格好だろう。
  • O2CNI Lim, Chul / 資料=マクロミルエムブレイン
  • 入力 2017-10-15 08:00:00




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