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新婚夫婦12組のうち1組は「子供計画?0人です」


■ 人口は現状維持も難しい

2010~2015年に結婚した夫婦12組のうち1組は、子供の計画が全くないことが分かった。

統計庁が20日に発表した「ライフサイクル別主要特性分析」(2015年)によると、この期間に婚姻した夫婦のうちで期待する子どもの数(出生児数+出産計画子どもの数)が0人の夫婦は8.2%となった。

5年前(2005~2009年の婚姻夫婦)の調査時には5.8%だった無子女計画夫婦の比率と比較すると2.4%ポイントも上昇した。期待子女の数を1人と答えた夫婦の割合も、5年のあいだに7.6%ポイント増の33.6%と集計された。

一方で2人と回答した夫婦の割合は50.9%、3人以上と答えた夫婦は7.4%で5年前に比べて減少した。

実際に出生児数が0人夫婦の割合もますます大きくなっている。 1990~1994年に婚姻した夫婦のうち、子供がいないケースは2.6%に過ぎなかったが、2000~2004年は5.9%、2005~2009年は9.0%に急速に増加している。また2010~2015年に婚姻した夫婦のうち、子供がいないケースは37.2%に達したが、結婚したばかりの夫婦が多く含まれており、統計上は意味が大きくないというのが統計庁の説明だ。

女性の初婚平均年齢は、2010~2015年に結婚した夫婦を見ると29.4歳と現れた。 60年前(1950~1954年)の19.1歳よりも10歳以上も増えた。わずか5年前(2005~2009年)と比較しても1.3歳増加した。

結婚から初産までの所要期間を意味する「初産間隔」は短くなった。 2000~2004年に婚姻した夫婦は平均1.84年だったが、2010~2015年に婚姻した夫婦は平均1.26年で多少減少した。晩婚の割合が増えたことから、子供をすぐに持とうとする夫婦が増えたためだ。

初産間隔が長い地域はソウル(1.75年)、京畿道(1.66年)、世宗市(1.63年)の順となった。共働き夫婦が多く、住宅費用も高くて出産が遅れた結果だ。初産間隔が短い地域は全羅北道(1.46年)、全羅南道(1.47年)、済州島(1.47年)の順だった。
  • 毎日経済 ムン・ジェヨン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-11-20 20:33:04




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