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サムスン電子、世界最強のプロゲーム団を売却…なぜ?


世界トップクラスのゲーム球団「サムスンギャラクシー」が、世界的なeスポーツ運営会社の「KSV」に売却された。 1日、ゲーム業界によると第一企画はこの日、サムスンギャラクシー団をKSVに売却すると発表した。プロゲーム球団をサムスンが他の企業に売却したことは今回が初めてだ。

第一企画は2015年以降、サムスンのギャラクシー球団を含めてプロ野球団のサムスンライオンズ、プロサッカーチームの水原三星ブルーウィングスなど、サムスングループ傘下のスポーツ団を運営している。

KSVはサムスンギャラクシー球団が再契約した監督1人とコーチ2名、選手6人をすべて取得するという内容以外の、正確な買収条件と金額は伝えられていない状態だ。

サムスンギャラクシー球団はこれまで世界トップクラスのeスポーツ球団として脚光を受けてきたという点で、今回の決定はゲーム業界の関係者に衝撃を与えた。サムスンギャラクシー球団は2013年に創立された後、世界最大のゲーム大会「リーグ・オブ・レジェンドワールドカップ(LoLカップ)」で2014年に優勝したことに続き、昨年は準優勝を占め、今年もライバルのSKT T1を3対0で下して優勝を占めるなど注目すべき成果を上げてきた。

第一企画は「サムスンギャラクシー球団がeスポーツ専門企業のKSVのふところで、さらに発展するだろうと期待して売却を決定した」と語った。一部ではサムスングループは、ギャラクシー球団の企業広報効果が球団運営コストに比べて不充分だという判断にしたがって、売却決定を下したのだろうという分析を出している。サムスンギャラクシー球団はPCオンラインゲームのリーグ・オブ・レジェンドを主種目としており、サムスン電子の主力商品であるスマートフォンや半導体とは直接の相関関係がない。サムスングループは2014~2015年の間にすべてのプロ球団の運営権を第一企画に移管し、スポーツの分野では強力な構造調整を実施している。

サムスンギャラクシー球団の売却も、このような手順の一環とみられる。あるプロゲーム球団の関係者は「サムスンは今年の1月、ゲーム大会WCGの運営権・著作権をスマイルゲートに売却するなど、ゲームへの関心を減らしている」と語った。

一方、サムスンギャラクシー球団を買収したKSVは、現CEOのケビン・チュウが米シリコンバレーに設立したeスポーツ専門企業だ。
  • 毎日経済 ユ・テヤン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-12-01 19:51:08




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