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ソウル市の銭湯、3カ所に1カ所は消防法違反


ソウル市消防災難本部は堤川スポーツセンター火災のような事故再発を防ぐためにソウル市内で営業中のすべての銭湯、サウナなど合計319カ所について抜き打ちで消防特別調査を実施したと2日、明らかにした。

調査の結果、120カ所で「避難通路上に合板を設置して避難通路を防ぐ(避難上の障害誘発)」、「屋内消火栓にゴミ箱設置」、「防火扉に二重戸(ガラス扉)の設置」など330件の違反事項を摘発した。このうち46カ所には過料を賦課し、74カ所には施設物の原状復旧措置命令と機関通報措置を行った。

浴場やサウナ内から非常口に出る避難通路上に障害物、合板を設置して火災時の避難が不可能な状態で摘発されたところは38件だ。

防火扉に二重戸(ガラス扉)を設置して防火扉を開けて出ることができないようにしたところが7件、サウナや更衣室に避難口誘導灯が未設置だったり、撤去した状態で摘発されたことが8件、防火扉を木製ドアに交換したものが1件だ。

営業場内部構造の任意変更が5件、受信機停止が2件だった。他にも誘導灯点灯不良、スプリンクラーヘッドの不良など269件が摘発された。

今回の点検は堤川での火災時に2階の女性サウナで多くの人命被害が発生したことを考慮して、女性消防職員を含む72班144人が投入され、先月22日から28まで319カ所について予告なしに抜き打ちで行われた。
  • 毎日経済 キム・ジェグァン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-01-02 15:05:43




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