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EVカー、稲妻のように売れる…今年に入って2万台に迫る


新年に入って性能が改善されたEVカー(電気自動車)が続々と出荷され、爆発的な人気を得ている。わずかひと月にもならない間に、予約販売台数が一年の補助金支給の目標値である2万台に迫ったことが分かった。 22日の業界によると、15日に始まった現代自動車のEVカー「コナEV」の予約販売台数は一週間で1万2000台を記録した。同じ時期に予約販売を開始した現代自動車「アイオニック」も2700台に迫ったと伝えられた。

韓国GMのEVカー「ボルトEV」は、すでに4700台が予約販売で「完売」した。当初、韓国GMは15日に購入予約受付を開始したが「申し込み殺到」でシステムがダウンし、17日午前9時に受付を再開した後の3時間で4700台の事前契約がすべて完了した。年初のEVカーの予約販売台数は約1万9000台で、昨年全体の販売台数(水素電気自動車を含む)1万4337台をはるかに超える数字だ。

業界では、起亜自動車やルノーサムスン、BMWなどの完成車メーカーが次々とEVカーの発売を予告していることから、今年のEVカーの購入需要は最大5万台に達すると見ている。

EVカーの需要の爆発は、一回充電での走行距離が390キロメートルを超えるほど性能が良くなったうえに、充電スタンドのインフラが拡大されたためだ。これに加えて、政府の補助金(約1800万ウォン)を受け取れば2000万ウォン台後半で購入が可能な点も魅力的だ。

しかし、今年に政府と地方自治体が支給することにしたEVカーの補助金は2万台に制限されており、今後はこれをどのよう拡大するかでEVカーの普及の成否が分かれると思われる。キム・ピルス大林大学自動車部教授は、「2017年が電気自動車の始まりを知らせたならば、2018年は電気自動車普及の元年になるだろう」とし、「今年一年で電気自動車の需要が最大5万台に達すると予想されるだけに、電気自動車市場の拡大をためには政府が財政支援を増やすべきだ」と語った。
  • 毎日経済_カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-01-22 17:56:22




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