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アン・ヒョンス、平昌五輪に出場できず…追加名簿合流に失敗


  • アン・ヒョンス、平昌五輪に出場できず…追加名簿合流に失敗
アン・ヒョンス(ビクトール・アン)の平昌五輪出場権剥奪が法律的に正しいのか否かを争うこともできなくなった。

ロシアの国営通信社「タス」は22日(現地時間)アン・ヒョンスの平昌五輪参加禁止のニュースを報道した。翌日、ロシア体育部は「ドーピング規則違反による平昌出場資格剥奪に対する国際スポーツ仲裁裁判所(CAS)控訴手続きが27日までに行われる」と対象選手39人を発表したが、アン・ヒョンスは除外された。

2016年にロシアの国家的な禁止薬物服用後援を告発した「マクラーレンレポート」は世界を驚愕させた。

国際オリンピック委員会(IOC)は報告書の信憑性を認めて、ロシアを平昌五輪から除外した。

平昌五輪に個人資格で参加希望するロシアの選手はドーピング問題での潔白を証明した後、「ロシア出身体育人」という中立的な名前で出場することができる。

英国の総合競技大会専門メディアの「インサイドゲーム」は「アン・ヒョンスは『マクラーレンレポート』に巻き込まれた」としながらも「ロシア体育会が代理人を選任してCAS仲裁手続を支援する28人にアン・ヒョンスはいなかった」と伝えた。

ロシア体育部が発表したCAS裁判対象者は39名だ。アン・ヒョンスは「11人の追加対象者」から抜けたという話だ。

「インサイドゲーム」はロシア体育会側の弁護士が「アン・ヒョンスを現在裁判に追加して参加させる時間的な余裕が平昌五輪まで残っていない」と説明したことを報道した。情況上、アン・ヒョンスの大会出場不可の公開時点がCAS控訴に参加できる期限を過ぎたものと思われる。

アン・ヒョンスは冬季五輪で金6・銅2と、ショートトラック歴代最高の選手と評価される。しかし、今回の決定を覆すことが出来なければ「一生の参加権剥奪」で五輪のキャリアを終えることになる。
  • 毎日経済 MKスポーツ カン・デホ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-01-23 09:19:31




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