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ドラム式洗濯機の核心技術、中国に丸ごと流出


世界市場で1・2位を占めているサムスンとLGのドラム式洗濯機関連の核心技術が、中国に丸ごとわたっていたことが一歩遅れて明らかになって衝撃を与えている。ドラム式洗濯機の他にも、政府が「国家核心技術」として指定した最尖端の技術が外国に流出する事例が後を絶たないことが分かった。

25日、毎日経済が入手した政府関係部処の資料によると、ドラム式洗濯機の核心部品の供給社の中国駐在員として勤務していたAさんは、2015年に中国のH社に転職する際に製品図面などをUSB3つに入れて行った。転職して会社の資産を無断で流出したわけだ。

Aさんは周辺には子供の教育のために中国に行くと言いつくろったが、自分の通っていた会社の資料を競合他社であるH社に渡した。政府の産業保安当局者は、「警察と協力して捜査を広げ、Aさんが韓国に入国したときに検挙に成功した」と語った。

政府の研究開発予算が投入されて世に出た車のエンジン関連の尖端技術を研究者が横領し、外国で任意に特許出願をする事件も発生した。

輸出の道をふさがれた開発企業は特許出願を無効化する法的措置を推進しているが、訴訟費用に耐えられないことが分かった。技術流出が会社の存立基盤そのものを揺るがすことになる。

政府当局は2012~2017年の6年間に、総166件の海外技術流出事件を摘発した。国家核心技術が流出した事件も22件にもなる。
  • 毎日経済_アン・ドウォン記者/カン・ボンヂン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-01-25 17:56:39




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