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「iPhoneゲート」韓国だけで40万人集団訴訟


アップルがバッテリーの老化を理由に、iPhoneのアップデートでパフォーマンスを故意に低下させたことと関連し、韓国の司法史上最大規模の集団訴訟が進行中だ。 29日、法務法人ハンヌリは「去る26日までに40万3722人が集団訴訟への参与を申請した」とし、「申請者を対象に来月28日まで訴訟委任手続きを進めた後、今年の3月中に国内の裁判所に訴状を提出したい」と述べた。

今回の訴訟は米アップル本社とアップルコリアを相手にして、請求金額は原告1人当たり20万ウォンだ。訴訟参加対象者は、iPhoneの性能を低下させたiOS(iPhoneのオペレーティングシステム)10.2.1アップデートが可能だった昨年1月24日~12月21日に、本人名義でiPhone 5からiPhone 7+までの機種を保有し使用したことがある人だ。

ハンヌリは手付金なしで印紙代などの訴訟費用をすべて先負担し、勝訴すると勝訴金額から訴訟費用と成功報酬を控除すると発表した。

成功報酬は審級にしたがって15~25%だ。もし40万人が訴訟に参加して賠償額20万ウォンを受けると、アップルは最大800億ウォンを支給しなければならない。ハンヌリは「アップルが意図してパフォーマンスの低下する更新を実施した事実を認めており、事前にアップデート内容を通知しなかった点などをあげることができ、勝訴の可能性は高いと判断している」と説明した。これにより、国内で法務法人フィミョンと市民団体、消費者主権市民会議のなどの主導で、アップルを相手に3件の集団訴訟が進められることになった。
  • 毎日経済_イ・ソニ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-01-29 17:17:45




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