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一審、「正義の名で」…「奥歯パパ」に死刑宣告


中学生の娘の友人を誘引してわいせつ行為を行い殺害した後に遺体を遺棄した疑いで起訴された「奥歯パパ」イ・ヨンハク(36歳、写真)に死刑が宣告された。

2014年に陸軍22師団一般前哨(GOP)で銃を乱射して将兵5人を殺害したイム某兵長が、2016年2月に大法院(最高裁)で死刑宣告を受けてから約2年ぶりだ。ソウル北部地法刑事合意11部(イ・ソンホ部長判事)は、強姦など殺人、わいせつ誘引、死体遺棄などの疑いで拘束起訴されたイ氏の1審宣告公判で、「厳密な法と正義の名で型を宣告する」とし、死刑を宣告した。

犯行を助けた疑いで一緒に拘束起訴されたイ・ヨンハクの娘(15)には、検察の求刑よりも1年減じた長期6年、短期4年を宣告した。

裁判所はイ氏が「犯行当時、心身が微弱な状態にまで至ったと見ることは難しく、判決直前までパク某氏などの共犯者に責任を押し付けるなど、教化の可能性があると見ることは難しい」と述べた。続いて「被告人はこれまで社会から受けた寄付金をぜいたくに蕩尽するなど、社会的にも不信と感情的な被害を引き起こした」と指摘した。

イ氏の娘にイ某嬢にも「まだ年齢が幼く、ふつうの生活環境を維持できなかった点は参酌する」と言いながらも 「イ氏と一緒に犯行に没人間的に介入し、犯行後に被害者の両親との通話で犯行を隠蔽しようとした」と説明した。
  • 毎日経済_カン・インソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-02-21 18:15:23




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