アジア記録を書き換えるソン・フンミン…寝て起きたらゴール


■ ソン・フンミン、寝て起きたらゴール

韓国サッカー国家代表チームのエース、ソン・フンミン(26・トッテナム)が眩しいゴール感覚で、大韓民国の夜明けの眠りをさまたげている。それこそ寝て起きたらゴールだ。このままでは「ワールドクラスのストライカー」になることも夢ではない。ソン・フンミンは12日(韓国時間)、英国ボーンマス バイタリティ・スタジアムで行われたボーンマスAFCとのイングランド・プレミアリーグ(EPL)30ラウンド遠征試合で2ゴールを放ち、4対1の大勝を導いた。

1対1で両チームが互角に張り合う状況で、左足ボレーのシュートで逆転ゴールを決めたソン・フンミンは、ことのついでと終了を控えて一人で競技場を疾走した後、ゴールキーパーまで抜いてマルチゴールを完成した。

これによってソン・フンミンはリーグ12ゴールとシーズン18ゴールの高地に登り、EPL得点ランクで8位になった。ソン・フンミンはシーズンが終わるまでこれまでのペースを維持すれば、EPL得点ランキングで初めてトップ10に入るアジア選手になる見通しだ。まずはリーグで3ゴールだけ入れるたなら、昨シーズンに自身が記録したEPLアジア人シーズン最多ゴール(14ゴール)の記録を超えることができ、公式戦全体で見るとやはりこれまでのシーズンに記録したアジア人でヨーロッパシーズン最多得点(21点)にも挑戦することができる。

よしんばゴールではなくアシストを記録したとしても悪くない。今季のシーズンリーグで4アシスト、FAカップで3アシスト、リーグカップで2アシストの計9つのアシストを記録し、既にプロデビュー以来で最多アシストを記録したソン・フンミンは、自分のゴールはもちろん仲間を助ける能力まで育てて「オールラウンドプレーヤー」になってきている。

何よりも魅力的なのは、特有の「イッキ押し」だ。今年の1月中旬から2月まで聞こえてこなかったソン・フンミンのゴールニュースは、カレンダーが3月を超えた瞬間に吐き出し始めた。 3・1節の朝、ロッチデールAFC(3部リーグ)とのイングランドFAカップ16強戦で2ゴール1アシストを上げて眠りから覚めたところ、3日はハダースフィールドとのリーグ29ラウンドで2ゴール、8日のユベントス(イタリア)との欧州サッカー連盟(UEFA)チャンピオンズリーグ16強戦でもゴールを決めた。今回の試合まで含めると、わずか12日間4試合で7ゴールも決めたわけだ。

そのうえポジションも使う足も選ばないことから、さらに意味は大きい。チームの必要に応じてグラウンドのどこにでもプレイしながら、変わらない得点力を示すことができるという意味だ。この日もそうだった。ソン・フンミンはトッテナムの主砲ハリー・ケイン(25)が前半に足首の負傷で交代するやいなや、おなじみの左ウィングから抜け出してワントップでプレーしなければならなかった。比較的与えられた空間も狭く守備に対する牽制も激しい場だが、自分の役割を果たしつつ勝利をもたらす満点の活躍だった。また、右足と左足の両方を上手く活用することも、欧州のDFがソン・フンミンをしつようにねらう理由の一つだ。今季ンソン・フンミンはEPLで決めた12ゴールのうち、2ゴールをヘディングで入れた、残りの10ゴールは左足と右足で5ゴールずつ決めて、いつ・どこで・どの足でシュートするか分からないアタッカーとして再誕生した。

このように活躍を続けていることから賛辞も降り注ぐ。英国公営放送BBCは「母の日(Mother's Day)に息子(SON)が応えた」と賞賛し、1997年~1998年シーズンの得点王出身のクリス・サットンも「ソン・フンミンは勤勉で多目的なオールラウンドプレーヤー」だとし、「私ならサンチェスよりもソン・フンミンを選びたい」とまで語った。バルセロナとアーセナルを経て、マンチェスター・ユナイテッドFCでプレーする世界のFWアレクシス・サンチェス(30・チリ)よりも優れているという評価だ。

それでもソン・フンミンは「ゴールの秘訣はとくにない。競技場で最善を尽くすだけ」だとし、「自分のためではなく、トッテナムと韓国のためにゴールを決める」と謙遜した。いまやソン・フンミンは来る24日と28日、赤い大韓民国のユニフォームを着て北アイルランドとポーランドを相手にする準備をしている。
  • 毎日経済_イ・ヨンイク記者
  • 入力 2018-03-12 17:32:22.0

Copyright mk.co.kr, All rights reserved