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ビニール袋の使用量がドイツの6倍…ソウル市、無償提供の取り締まり強化


ソウル市が最近、全国を襲った「ビニール大乱」対策のためにビニール使用削減に動き出した。

6日、ソウル市によると当局はまず今月からコンビニや薬局など店舗の広さが33平方メートルを超える事業所を対象に、使い捨てビニール袋を無料で提供する行為を取り締まる予定だ。摘発時、店主は5万~30万ウォンの過怠料を支払わなければならない。

また大型流通センター、デパート、書店、製菓協会などを対象に黒いビニール袋の輸入・使用を抑えるよう要請する方針だ。

やむを得ない場合、ビニール袋の代わりに紙袋や再利用の段ボール箱を利用してもらうよう促進する予定だ。ソウル市がこのように「ビニール袋との戦争」を始めたのはビニール袋の使用自体を減らさない限り、リサイクルビニールの単価や需給状況等によって、いつでも今回のような問題が再発する可能性があるからだ。韓国の1人当たりの年間ビニール袋使用量は2015年基準で420枚に達する。

これは、ギリシャ250、スペイン120、ドイツ70、アイルランド20、フィンランド4など、欧州連合(EU)の先進国を大きく上回る数値だ。

ドイツの6倍、フィンランドの105倍に達する。

市の関係者は「ビニール袋の使用が簡単なことから使用量が日増しに増えているが、地面に埋めても分解されるまでに数百年以上かかる」とし「すべての市民が買い物かごを生活化するなどの努力でビニール袋の使用を減らさなければならない」と強調した。

市はすでに昨年9月に▲ビニール袋使用源泉減量 ▲廃ビニール分別システムの改善 ▲廃ビニール安定処理などを骨子とするビニール使用削減総合計画を発表していた。

また雨天時に自治区などの公共機関を中心にビニールを使用しない「雨水除去機」を拡大設置することにした。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-04-07 05:51:36




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