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女性の77%が堕胎罪の廃止に賛成…妊娠経験者の42%が中絶を経験


16~44歳の女性4人のうち3人ほどが堕胎罪(中絶禁止法)廃止に賛成するという調査結果が発表された。中絶を経験した女性は10人に2人の割合だったが、妊娠経験者のうちで中絶を経験した人の割合は41.9%に達した。

9日、韓国女性政策研究院は全国の16~44歳の性交渉の経験がある女性2600人を対象にオンライン調査(標本誤差±2.2%ポイント、95の信頼水準)を行った結果、現行の堕胎罪を廃止するべきだという回答が全体の77.3%、維持するべきだとの回答は22.7%をそれぞれ占めたと明らかにした。

年齢別にみると20代以下の堕胎罪廃止賛成の割合が83.9%、30代で75.9%、40代は71.4%など、年齢が低いほど賛成の割合が高く、既婚(71.9%)よりも未婚(83.7%)の賛成の割合が高かった。

堕胎罪が維持されるべきだと答えた人の中でも75.7%は中絶の許容基準の拡大に賛成すると答えた。

回答者のうち実際に妊娠中断(中絶)を経験した人は21.0%(422人)だった。

妊娠中絶をしようとしたり、経験したことのある人の割合は29.6%だった。妊娠経験者(1054人)に限定してみると妊娠中絶を経験した人の割合が41.9%に達し、妊娠中絶をしようとしたり、経験したことのある人は56.3%だった。中絶を選択することにした理由としては「経済的な準備ができておらず」(29.7%)という回答が最も多く、「学業と仕事を続けなければならず」(20.2%)、「今いる子供で十分なので」(11 %)などの回答が順番に続いた。
  • 毎日経済 キム・ヒョへ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-04-11 05:55:59




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