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韓国忠州で女性警察官自殺…陰湿な投書、自白強要に苦しむ


昨年、監察調査を受け自ら命を絶った忠清北道の忠州警察署所属の女性警察官が根拠のない陰湿な投書をされ、監察の調査の過程でも不適切な行動があったことが明らかになった。

警察庁の知能犯罪捜査隊は忠州警察署の所属だった女性A警査の遺族などが当時の監察担当者など7人を告訴・告発した事件を捜査して忠清北道地域の警察官2人を書類送検、起訴意見で検察に送致すると今日(4日)明らかにした。

A警査に対する無記名投書をした38歳B警査は誣告罪の容疑で、当時の監察官だったC警監は職権乱用容疑で立件された。

B警査は、A警査がいわゆるパワハラ、常習遅刻、当直免除などで同僚に被害を与えているという内容の虚偽投書を作成し、昨年の7∼9月に3回にわたりA警査の所属官署だった忠州署と忠清北道警察庁に送った疑いを受けている。

警察はA警査の生前の同僚を調査するなど投書の真偽を確認した結果、ほとんど誇張または事実無根だったことが判明したと説明した。

警察関係者は「B警査が投書を送った理由を詳しく供述していないが、普段からA警査と良好な関係ではなかったと思われる」とし「同僚たちは、投書内容が事実と違うと異口同音に話した」と伝えた。

C警監はB警査が送った無記名投書をもとにA警査を監察調査し、「認めなければ、より大きな被害を被ることになる」と自白を強要した容疑を受けている。

警察は当時、監察に関わった他の関係者も調査したが、彼らにまで職権乱用容疑を問うことは難しいと判断した。

A警査は忠清北道警察庁で監察を受けた昨年10月26日、自宅で首を吊って亡くなった状態で発見された。一線の警察官は、監察の過程で自白強要など不適切な行動があった疑惑を提起しており、警察庁が忠清北道警察庁を監察した結果、問題があったことが確認された。

以後A警査の遺族と前・現職警察官が、当時A警査の監察に関与した警察官を警察庁に告発して正式に捜査が開始さた。
  • MBNオンラインニュースチーム | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-05-04 13:38:00




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