韓国サッカー「シン風」吹くか...残念な脱落と驚く抜擢


■ 2018ロシアW杯予備エントリー28人を発表

申台龍(シン・テヨン)サッカー代表チーム監督(47)は苦心の末に、2018ロシアW杯に出場する「太極戦士」28人を発表した。ただし国際サッカー連盟(FIFA)に最終エントリー23人の名前を提出する6月4日まではまだ20日が残っているので、競争は現在進行形だ。

14日、シン・テヨン監督はソウル市庁舎の多目的ホールで、W杯に出場する選手名簿を発表した。もともとシン監督は最終エントリー23人をあらかじめ定めた後、残りの期間で「組織力固め」に全力を注ぐつもりだった。

しかし連鎖的な負傷注意報が鳴り、けっきょく5人を追加した28人の名簿を発表するしかなかった。シン監督は「負傷選手が続出し、5人がプラスアルファで選ばれた。キム・ミンジェ選手とヨム・ギフン選手は35人名簿にも含めることができなかった」と、28人を選んだ理由を明らかにした。

しかし残念な脱落と同時に、驚くほどの抜擢もあった。これまでチームの右守備を任せられたチェ・チョルスン選手(全北現代モータースFC)と強力なキックをほこるミッドフィルダーのイ・チャンミン選手(済州ユナイテッドFC)は、少なくともエントリには選抜されるだろうと思われた選手たちだが、ついにW杯出場の夢が折れた。

彼らに代わって選抜された選手たちの顔にも驚かされた。

この中で最も大きな関心を集めた者は、「韓国サッカーの未来」と呼ばれるイ・スンウ(エラス・ヴェローナFC)だ。今季、イ・スンウ選手は伊セリエAに移って成人舞台でデビューし、シーズン終了を控えて相次いで出場機会を得て、W杯のエントリーまで抜擢される気炎を吐いた。

ムン・ソンミン選手(仁川ユナイテッドFC)も目立つ。 100メートルを11秒で走る速い足を持つムン選手はなんと5年間もスウェーデンリーグでプレーし、本戦初戦の相手であるスウェーデンのサッカーに慣れているという長所まで持っている。

最後のニューフェイスであるオ。オ・バンソク選手(済州ユナイテッドFC)は、189センチの体格条件と一対一の防御能力に大きな強みを持ったセンターバックで、キム・ミンジェ選手が負傷の悪霊に足首をつかまれた代わりに抜擢される幸運を手にした。

出場が7回・130分に過ぎないイ・チョンヨン選手(クリスタルパレス)を選択したことも十分に疑問を提起できる部分として挙げられる。シン監督はイ・チョンヨン選手に対して、「私が持っているフォーメーションではかなり必要な選手だ」と述べた。

全体的には守備の弱点に対する悩みが濃かった跡が見られるリストだという評価だ。選手28人のうちなんと12人がDFであり、ミッドフィールダーとストライカーはそれぞれ9人と4人だ。

ハン・ジュンヒ解説委員は、「一般的な23人のエントリー構成を考えてみると、中央守備2人、左の守備とミッドフィールダーで1人ずつ落ちることになる」と、熱い内部競争を先読みした。

けっきょくサイコロは投げられ、錨はおろされた状況だ。代表チームは現在、来る21日に召集して28日のホンジュラス(テグ)、6月1日はボスニア・ヘルツェゴビナ(チョンジュ)と2回の評価ゲームを戦って23人のエントリーを確定した後、6月3日の最終訓練の場所であるオーストリアへ出国する予定だ。

シン監督は「いまからは代表チームが3戦全敗ではなく、3戦全勝できるように応援して欲しい」とし、「ロシアで痛快な反乱を起こす」と念を押した。
  • 毎日経済_イ・ヨンイク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-05-14 17:22:34