トップ > コリアナウ > 社会 > ソウル市…微細粉塵に関連し、老朽ディーゼル車の運行制限実施

ソウル市…微細粉塵に関連し、老朽ディーゼル車の運行制限実施


微細粉塵を減らすためにソウル市は29日、来月1日から「ソウル型微細粉塵緊急低減措置」を発令した当日の午前6時から午後9時まで、公害を誘発する老朽ディーゼル車の運行をソウル市全地域で制限すると明らかにした。

運行制限対象は、2005年12月以前に登録されたすべての老朽ディーゼル車だ。ソウル市で20万台、首都圏では70万台、全国的に220万台が該当する。運行制限対象地域はソウル市の行政区域全地域だ。

ただし市民の不便や混乱を最小限に抑えるために、首都圏の一部地域と地方の登録車両、総重量2.5トン未満の車両、障害者用車両などは運行制限を猶予して、2019年3月1日から適用することにした。 6月1日からの取り締まり対象は、首都圏に登録された総重量2.5トン以上の車両で合計32万4000台だ。

違反車両は「都市交通整備促進法」にしたがって、過料10万ウォンを賦課する。低公害措置命令不履行車両に対しては、過料20万ウォンを賦課する。緊急低減措置の発令時に違反した場合は、毎回(日単位)過料10万ウォンを別途に賦課する。

取り締まりの実効性を高めるために、現在は市内37ヶ所の運行制限取締りシステムを今年から51ヶ所に増やし、来年には66か所に増やす計画だ。移動型取り締まりシステムも導入する予定だ。

ソウル市は先だって、2012年からソウル市・京畿道・仁川市の首都圏地域に登録された2.5トン以上の老朽ディーゼル車の中で低公害措置命令不履行車と自動車総合検査で不適合判定を受けた車両について、平素から運行を制限してきた。

一方、ソウル市は零細業者の被害を最小限に抑えるため、2005年12月31日以前に登録されたディーゼル車の低公害対策と早期の廃車を優先して支援する予定だ。早期廃車補助金は、車種や年式によって165万ウォンから770万ウォンまで支援する。煤煙低減装置の装着支援対象車両は、総重量2.5トン以上の低公害対策義務化命令の通知を受けた車両や、自動車総合検査で不適合の判定を受けた車両で、車種別に143万ウォンから最大928万ウォンまで煤煙低減装置の装着費用を支援される。
  • 毎日経済_キム・ジェグァン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-05-29 16:13:00




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア