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「バスケットボール狂」金正恩委員長、南北統一競技を観覧?


  • 「バスケットボール狂」金正恩委員長、南北統一競技を観覧?

  • 南北統一バスケットボール試合に参加する選手団が4日、平壌の順安空港に到着した。北側の関係者がホ・ジェ男子代表チーム監督(左)の身分を確認している。 写真=共同取材団



南北統一バスケットボール競技に参加するために3日、趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官を団長とする101人の訪北団が、3泊4日の日程で平壌を訪問した。

南北間の統一バスケットボール競技は「バスケットボール狂」で知られている金正恩(キム・ヂョンウン)北韓国務委員長が4月27日の南北首脳会談当時、文在寅(ムン・ヂェイン)大統領に南北体育交流をバスケットボールから始めようと提案して実現した。歴代第4回目で、2003年10月以来で15年ぶりに開かれる。

訪北団はこの日午前10時03分、軍の輸送機2機に分乗して城南ソウル空港を出発し、黄海上の直航路を通じて平壌に向かった。

訪北団は国家代表選手を中心とした男女バスケットボール選手団50人と政府代表団5名、政府支援団15人、取材記者団10人、中継放送チーム20人、場内アナウンサー1人の計101人で構成された。政府代表団はチョ・ミョンギュン長官とノ・テガン文化体育観光部2次官、イ・ギフン体育会長、アン・ムニョン総理室局長、イ・ヂュテ統一部交流協力局長などだ。対北業務を担当する統一部長官が北韓を訪問したのは、2008年1月に当時の李在禎(イ・ヂェヂョン)長官が開城工業団地を訪問した以来の10年ぶりだ。

チョ長官は出発に先立って記者らと会い、「今回の統一バスケットボール大会は、南北二人の首脳が決断し合意した板門店宣言の一つの履行次元として行われるイベント」だとして「今回の平壌バスケットボール大会は7・4共同声明をきっかけにして開催するので、よりいっそう意義深いと思う」と語った。この日の午前11時10分、訪北団が順安空港に到着するやいなやワン・ギルウ北韓体育副相が訪北団を迎えた。

柳京鄭周永体育館で開かれる今回のバスケットボール大会は、4日の混合競技と5日の親善試合の順で、男女の選手別に総4回開催される予定だ。訪北団は高麗ホテルに宿泊し、6日午後に帰還する予定だ。

今回の訪北で関心を引く部分は、金正恩委員長の試合見学とマイク・ポンペイオ米国国務長官を含む南・北・米3者会談の可否だ。今大会をキム委員長が直接提供しただけに、観戦する可能性は大きい。また、この期間にポンペイオ長官が米国現地時間5日に平壌へ向かって7日まで北韓を訪問する予定であることから、南・北・米3者会談の可能性が予想される。チョ統一部長官は平壌での南・北・米会談の可能性について、「まずは行ってみよう」と言って余地を残した。
  • 毎日経済_平壌共同取材団/カン・ボンヂン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-07-03 17:53:28




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