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文大統領「到着ロビーの免税店導入」を指示


文在寅(ムン・ヂェイン)大統領は13日、空港の入国ゲートに免税店の入店を許可することを積極的に検討するように、企画財政部と税関などの関係部処に指示した。現在、空港免税店は出国ロビーにのみ入店が許されている。このことから、今後はわが国の到着ロビーでも免税品を購入できるかに関心が寄せられる。

ムン大統領はこの日、首席・補佐官会議を主宰した席で「入国場免税店を導入しようという世論が多い」とし、「関係部処は到着ロビーの混雑など、予想される副作用の補完策までを含めて、到着ロビーへの免税店導入案を検討願いたい」と注文した。

ムン大統領は「いま私たちは海外旅行3000万人時代を目前にしており、昨年は2600万人を超えた」とし、「しかし入国場免税店がないので、市内や空港の免税店で購入した商品を、旅行期間にわたって携帯しなければならない不便をかかえている」と指摘した。それとともに、「今日われわれが革新を多く語るが、特別なことだとは考えていない」とし、「国家経済と国民生活の、大小の不合理と不便などを正すことがイノベーション」だと強調した。到着ロビーの免税店許可のような国民便益をはかる政策決定も、いくらでも革新として見ることができるというわけだ。

ムン大統領は観光収支面でも、入国場免税店の導入を検討する必要があると明らかにした。ムン大統領は「国民の国内消費の増加よりも、海外の消費増加率が数倍高いのが実情」だとし、「このために到着ロビーの免税店導入は、海外消費の一部を国内消費に転換し、あわせて外国人の国内での新規消費を創出する効果も期待ことができる」と述べた。
  • 毎日経済_オ・スヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-08-13 18:28:51




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