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クッパにコムタン…ミシュランが選んだソウル「カソンビグルメ」


ソウル最高の「カソンビグルメ」は鍾路区と中区に集まっていた。

世界のグルメの「バイブル」と呼ばれるミシュランガイドが今年3回めに発表する「ミシュランガイドソウル2019」の発表を一週間後に控えた11日、新しい「ビブグルマン(Bib Gourmand)」レストランのリストを公開した。「ビブグルマン」はソウル市内で平均3万5000ウォン以下で素晴らしい料理を提供するレストランを意味する。 1人当たり平均10万ウォンを超えるファインダイニングの中心的なミシュランの星とは異なり、ビブグルマンはもう少し一般の人が頻繁に訪れる「グルメ」に近い。

2019年度ビブグルマン選定レストランでは、2018年版で紹介された48店のうち「Emoi(エモイ)」と「mishmashkorea(ミシュマッシュ)」の2店が除外された。ここにカソンビグルメ11店が追加された。

新たに追加されたのは、△光化門クッパ(テジクッパ)、△校羊食事(バーベキュー)、△クムテジ食堂(バーベキュー)、△金山製麺所(担担麺)、△鳳山屋(餃子)、△山東餃子館(昼食)、△細尾鷄
(セミゲ/バーベキュー)、△オレノラーメン(ラーメン)、△儒林麺(ユリムミョン/そば)、△FAGP(イタリアンコンテンポラリー)、△合井屋(ハプチョンオク/コムタン)だ。

これに加えて、これまでミシュラン「ザプレート」セクションに属していた4ヶ所(ケバン食堂、美味麺家、又来屋、一好食)の評価が上がって「ビブグルマン」に合流し、総61店の食堂がカソンビグルメに選ばれた。

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新規レストランの中では最も庶民的な韓国料理メニューのテジクッパ(光化門クッパ)とコムタン(合井屋)が目立つ。光化門クッパはパク・チャンイル料理長が作ったところで、合井屋(ハプチョンオク)はコムタン食堂の中では新興強者として浮上している。ケバン食堂もケジャン専門店として新たに追加された。

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  • オレノラーメン


担担麺(錦山製麺所)やラーメン(オレノラーメン)など、韓国ではない麺食堂も選ばれた。最近、焼きものが大きく照明を受けながら、バーベキューレストランもいくつか追加された。校羊食事、クムテジ食堂、セミゲはそれぞれラムと豚肉と鶏肉で有名だ。FAGPはイタリアンコンテンポラリーだが、カソンビグルメであるビブグルマンとして選ばれて目立った。

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15店の新規レストランを地域別に区分すると、中区が5カ所、龍山区が4カ所、江南は3カ所、瑞草区・城東区・麻浦区がそれぞれ1ヶ所だった。

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中区だけで5店に増えて、全体で61店のレストランのうちで、鍾路区13カ所と中区13カ所で数が同じになった。しかし、ソウル25区の中でビブグルマンレストランが一か所でもあるところは9区のままなので、「グルメ偏重」現象は大きく変わらなかった。

ミシュランガイドで紹介されているビブグルマンは、リーズナブルな価格で素晴らしい料理を提供するレストランを意味するもので、ミシュランのマスコット「ビバンダム」が舌鼓を打つピクトグラムであらわされる。1957年に初めて導入され、多くの反響を得てきた。都市別に具体的な価格帯(欧州35ユーロ、日本の5000円、米国40ドル)を基準に付与される。
  • 毎日経済_イ・ドクチュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-10-12 07:51:26




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