韓国型「規制サンドボックス事業」始まる

韓国産業通商資源部 

ソウル都心に現在は2ヶ所にしか過ぎない水素自動車充填ステーションが、国会と蚕室や炭川(タンチョン)など6ヶ所に増える。病院を経由せずに民間業者で直接受けることができる遺伝子検査項目に、胃がんと肺がんなどの主要疾患が多数含まれる。産業通商資源部は11日、第1回産業融合規制特例審議委員会を開き、このような内容を盛り込んだ「規制サンドボックス事業」を承認した。

韓国型規制サンドボックス1号事業がこの日に選ばれて、今後は既存の産業分野をはじめとする情報通信技術(ICT)や金融などの分野でも、サンドボックスビジネスが続々と進められる見通しだ。

現代自動車はソウル市の都心5ヶ所で水素ステーションの設置を申請し、国会と良才洞、炭川水再生センターの敷地などで実証特例許可を得た。現在、国会は商業地域と水素ステーションの設置が不可能だ。炭川と良才は設置可能な自然緑地地域だが、3000平方メートル以上の施設は都市計画施設に指定されてこそ可能な状況だった。これによって、現在の研究用としてのみ運営された充填ステーションとは異なり、実証特例充填所として料金(1㎏当たり8000ウォン)を受け取る商業運営が可能となる。近くに文化財がある桂洞社屋は、文化財委員会など所管機関の審議・検討を条件に実証特例を付与された。

マクロジェン(Macrogen Inc.)が申請した「消費者直接依頼(DTC/Direct to Consumer)」遺伝子検査項目の拡大事業も承認を得て、現在の血糖値・血圧・体質量指数などの基本的な12項目のから、今後は胃癌・肺癌・肝臓癌・大腸癌などの主要疾患とパーキンソン病と糖尿病などに大幅に拡大される。

規制サンドボックスはこれまで規制で新たな事業を推進することが困難な場合、審議を通じて実証特例や、一時的に許可を受けることができるような制度だ。関連法で禁止されており法改正なしには事業化が困難な場合、2~4年のあいだ「実証特例」を通じて事業化を計ることができるわけだ。関連規定があいまいか不合理で市場投入が困難な状況では、2~4年のあいだ「一時許可」を受けて事業化に乗り出すこともできる。

しかし規制フリーゾーンにならなければならない規制サンドボックスにも、こえなければならない敷居がまだ多いという指摘だ。

規制サンドボックスは原則として申請企業の当該事業にのみ規制特例が付与されるため、申請企業ごとにいちいち承認を受けなければならない。政府は現在、16ヶ所にしかならない全国の水素ステーションを2022年には310ヶ所に、2040年には1200ヶ所を設置する計画だが、このような速度では実際に達成できるかどうかは不透明だ。
  • 毎日経済_イム・ソンヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2019-02-11 18:00:24.0