「ホンバプ」高齢者、10回に4回は簡便食


  • 今年は家庭簡便食(HMR)市場が約20%成長して、シニア世代が主消費者として浮上するという分析が出た。マーケットを訪れた消費者が家庭簡便食を選んでいる。 写真提供=CJ第一製糖



今年は家庭簡便食(HMR/home meal replacement)市場が約20%成長すると予想される中で、「シニア」世代が新しい消費主体として急浮上するものと見られる。シニア世代のうちで一人で食事を解決する「ホンバプ族」が増え、HMRの消費と再購入が活発に行われているという分析だ。

CJ第一製糖は11日、ソウル市中区に位置する本社ビルで「トレンドトーク」イベントを開き、このように明らかにした。今年のHMR市場で注目すべき重要なキーワードとしてシニアと炭水化物、鶏肉、オンラインを挙げた。

CJ第一製糖によると、韓国の消費者は平均10食のうち3.9食を一人で摂取する。特に55歳以上のシニア層は10食のうち4.4食を「ホンバプ」で解決した。一人で食事するときに食事を用意する方法としてはHMRが41%で最も多く、直接調理が40%、外食が12%、配達・持ち帰りが7%の順となった。

ナム・ソンホCJ第一製糖トレンド戦略チーム長は、「韓国人の飲食メニューでHMRが占める割合は18%水準だが、一人で食事をするときはHMRに対する消費傾向が目立った」と述べた。 1~2人世帯が増えつつホンバプは全世代にわたって均等に現れたが、シニア世代の割合が相対的に高かった。 CJ第一製糖がシニア世代のHMRの消費がさらに増えるだろうと予想する理由だ。

実際に昨年のシニア世帯におけるHMRの浸透率は即席ご飯、スープ料理、冷凍餃子、調理冷凍などのすべてのカテゴリーで2016年よりも増加した。浸透率とは1年に一度でも製品を購入した経験がある消費者の割合を意味する。

ナム チーム長は「昨年、即席ご飯を購入したシニアは66万世帯で、2016年との比較で40万世帯増えた」と言う。

シニア世代が他の世代よりも相対的におかずを取り揃えて食べる傾向が強いことも、今後もシニア世代のHMR消費が増えると見るもう一つの理由だ。

CJ第一製糖をはじめとする主要食品各メーカーが研究開発(R&D)と製造技術に対する投資を土台に、家庭の味と品質を実現した高品質の製品を出荷することで、HMRに対する消費者の認識が変化しているという解釈だ。

代表的な事例としてお粥と冷凍麺をあげることができる。お粥と麺料理は外食メニューという認識が強く、製品ではなく主に専門店での消費が多かった。しかし差別化された味と品質をそなえたビビゴ粥とビビゴ冷凍麺が発売され、市場で大きな反響を呼んでいる。

この日に公開された内容は、2017年の第2四半期から2018年の第1四半期に6000人あまりの食事メニューデータ30万件、全国5000世帯の加工食品購入履歴データ、5200万件以上のオンラインビッグデータなどに基づいて総合的に分析した資料だ。


CJ第一製糖は今年はHMR市場(ラーメンを除く)が昨年よりも19%増の3兆8900億ウォンに達すると予想した。HMRの素材としてはご飯やお粥、麺類などの炭水化物と鶏肉が注目されるものと予想した。昨年、国内で発売されたHMRの新製品約1200品目を調査した結果、小麦粉と米をベースにした炭水化物製品、肉を主要な素材として活用した製品の割合がそれぞれ34%と31%と最も高かった。

炭水化物類製品の中で小麦粉と米製品はそれぞれ19%と15%を記録した。小麦粉製品の中では麺類が69%と圧倒的な割合を占めた。昨年の消費者飲食行動記録でも、韓国人が好む代表メニューとしてご飯と麺類がそれぞれ1、2位を占めたことを推してみたときに、今年も米と麺を活用したHMR製品の人気は続くと予想される。

肉製品の中には鶏肉(33%)の躍進が目立った。鶏肉は他の肉よりも揚げ物や炒め物、煮物、蒸し物など、さまざまな調理法をもとにしたメニューの拡張性が高い。

HMRの流通激戦地としてはオンラインがあげられる。昨年、オンラインを通じてHMRを経験した割合は前年比で8%(約158万世帯)増加して44.5%を記録した。ナム チーム長は「食品メーカーはオンライン専用の製品とサービスに心血を注いでおり、代理店も早朝配送などの差別化したサービスに集中しており、オンラインを通じたHMR購入は継続して拡散するだろう」と展望した。
  • 毎日経済_キム・ギヂョン記者
  • 入力 2019-02-11 17:30:07.0

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